いい歳、りょうちゃん、輪島~珠洲、奥能登一周ヽ(^o^)丿
11月22日、日曜日。朝、朝日、朝焼けを雲の切れ間から見ることが出来て、今日は昨日と違って好天に恵まれると期待したのですが、にわかにかき曇り、この日の空も鈍色でした。
雨が降らなかっただけでも良しとしましょうか。
昨日、禄鋼崎灯台まで案内してもらったタクシーの運転手さんに今日もお願いして、輪島まで行くことにしました。輪島まで行くまでに、恋路海岸、見附島を通って、山中を経由して、輪島へ。そして、輪島から千枚田、曽々木、仁江海岸を経て禄鋼崎灯台で再度、夕陽の撮影に挑戦して、宿泊先の珠洲ビーチホテルまで戻ってくるルートです。
今回訪れた珠洲市は能登半島の先端、奥能登と呼ばれる地域です。同じ石川県の金沢には平成26年に北陸新幹線を開通させる計画もあるようですが、奥能登の地は鉄道は一切ありません。現在も観光地で賑わっている輪島も鉄道が廃線になって10年経過するそうです。そして、珠洲市も4年前に時の小泉首相が鉄道を廃線にすることを決めました。
恋路駅も廃線になった鉄道の駅の一つです。駅のホームは残っていましたが、線路はもう有りませんでした。電車が走っているときの観光客は今とは比べものにならないくらい多かったそうです。
山中の途中、炭焼き小屋があり、炭を焼いていました。
輪島に着いたころには一時的に空が明るくなりました。朝市がやっており、私はえがらまんじゅうを食べました。
朝市では商店街の普通の店の前に屋台が出ており、その屋台で物を売っている方は、その後ろのお店の方です。輪島塗などの漆器類専門のお店なのですが、加賀友禅のハンカチや小物類を背広屋さんが売っていたり、時計屋さんがとろろ昆布やカラスミなどの畑違いのものを売っているのには驚きました。お店のお母さんに聞くと、もともとの店の商品だけを売っていては、商売が成り立たないため、観光客が喜びそうなものを朝市で売っているとおっしゃっていました。
朝市の商店街の中にも能登牛の専門店がありましたが、ちょうどお昼時とあって、長蛇の列であり、残念ながら入店をあきらめました。
(美空ひばり/真赤な太陽)
(坂本冬美/能登はいらんかいね)
アメリカのケネディ大統領というと、思い出すことが5つあります。
第一は、大統領就任のときの名演説です。
「アメリカの国民諸君!諸君は国家が諸君に何をなすかを問い給うな。諸君が国家に何をなしうるかを問い給え。人類の自由と平和のために、我々が何をなしうるかを問い給え!・・・・・」この格調高い就任演説は、リンカーンの「人民の、人民による、人民にための政治」といった、あの名演説とともに、歴史に残る感動的な演説です。
第二は、キューバ島に建設されたソ連ミサイル基地の撤退を求めた時の毅然とした態度です。さすがのフルシチョフも撤退に応じました。
第三は、あの暗殺です。たまたま、日米間にテレビの衛星中継が開始された当日だっただけに、意外な大事件の報道に、みんながびっくりしてテレビの前に釘付けになりました。
1963年11月22日、将来を期待されていた若きアメリカ大統領ケネディは、遊説先のダラス市内で、オズワルド青年の凶弾に倒れてしまいました。享年46歳でした。
第四は、弟ロバート・ケネディの暗殺です。ケネディ家には、不幸な事件が多発しました。呪われた家系なのでしょうか。それともCIAの謀略だったのでしょうか。
第五は、ジャクリーヌ夫人の再婚です。あの悲劇の大統領夫人が、いくら優雅な生活に憧れたからといって、ギリシャの大金持ちオナシスに嫁ぐとは、日本の常識ではとても考えられないことです。
(小学館「一日一話人物歳時記」より)
(坂本冬美/あばれ太鼓)
そして、輪島の朝市を見た後は海岸線に沿って千枚田に向かいました。
千枚田は田んぼが斜面に沿って段々に作られており、実際には1900ほどの田んぼがあるそうです。
曽々木はその昔は観光地で、よく作詞・作曲家が歌を作るためにこの地を訪れたそうです。冬の日本海は風が強く、この岩の孔を通り抜けてくる風の音を聞いて、「越冬つばめ」の「ヒュルリ~ ヒュルリララ~ついておいでと啼いてます ヒュルリ~ ヒュルリララ~ききわけのない女です。」という詩が出来たそうです。
(森昌子/越冬つばめ)
途中、漆塗り、キリ子、塩田の見学をして、いよいよ禄鋼崎へ。空は相変わらず鈍色。今日の朝と同じように、わずかに雲が切れて、その切れ間はほんのりと薄紅色でした。朝日と同じように、雲の切れ間から夕陽が見れるかもしれないと期待しつつ、禄鋼崎灯台の展望台に三脚を置き、日の入り時刻を待ちました。しかしながら、ついに夕陽を見ることはできませんでした。切れ間からも夕陽は顔を覗かせることなく、沈んで行ったようです。私が三脚とカメラを片付けていると、立派な三脚とテレビカメラを持った二人組の男性が展望台に上って来て、灯台を一生懸命に撮影していました。後で聞くと石川テレビ局の方だそうで、禄鋼崎灯台から見た夕陽を撮影するように言われて来ていたそうです。お互い、残念でした。
To be continued.
女性の髪で作った刷毛。1本10万円するそうです。今は中国から輸入しています。怪しいですね。
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by ryott-ryott | 2009-11-25 03:02 | 一眼レフの旅