北海道百名山完登、神々が遊ぶ庭、大雪山を行く

登山
旅行・地域

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 ブログがだいぶ追いついてきました。2010年8月29日(日)に登った富士山が日本百名山1座目でした。それからちょうど5年か経過して、100名山100座達成が目の前に迫ってきました。あの時一緒に富士山に登った大井町湯屋のメンバーで登山を継続しているのは、よしこさんといい歳りょうちゃんの二人だけです。現在100名山は97座まで到達し、残すところ黒部五郎岳、荒島岳、白山の3座となりました。

 今年のお盆休みは北海道の100名山3座、大雪山、十勝岳、羊蹄山に登りました。これで北海道の100名山はすべて登ることになりました。いつものようにいい歳りょうちゃんが写っている写真はすべてトミーさんのブログからもらいました。9月以降の山の予定は以下のとおりです。

9月19日(土)~23日(水) 黒部五郎岳(日本百名山98座目)
10月 3日(土)~ 4日(日) 八幡平・岩手山
10月10日(土)~13日(火) 荒島岳・白山(日本百名山99・100座目)
10月 17日(土)      囲碁の会
10月24日(土)      生誕50年を祝う会(雪谷高校同窓会)
10月31日(土)~11月1日(日) 本白根山・御飯岳
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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 いつもこの欄では小学館「一日一話人物歳時記」から引用していますが、今日はこれまで何回か掲載した「村田英雄伝説」を載せます。この村田英雄伝説は2012年10月に九州の日本百名山に行ったときに浦安湯屋のともちゃんから聞いた話を文字に起こしたものです。年末に勇才さんに行ったときに、隣に座っていた年配の女性と歌謡曲の話になり、私が話した「村田英雄伝説」に大変な興味と感動を示して下さいました。再度、村田英雄伝説を掲載します。

 その昔、終生のライバルと言われた二人の浪曲師がいました。村田英雄と三波春夫です。三波春夫は1923年7月19日に現在の新潟県長岡市に生まれ、1939年16歳のときに浪曲師としてデビューします。その後、戦況悪化により三波春夫自身も1944年に陸軍に入隊し、満洲へ渡ります。三波春夫は満州で敗戦を迎え、ハバロフスクの捕虜収容所に送られて、4年間のシベリア抑留生活を送ることになりました。1949年に帰国し、浪曲師として再び活躍をはじめます。

 一方、村田英雄は1929年1月17日、現在の福岡県うきは市に生まれ、その後、唐津市へ移り、5歳のときに浪曲師酒井雲に弟子入りします。その後、村田英雄は13歳で真打に昇進し、14歳で酒井雲坊一座の座長も務め、九州の地方公演で活躍を続けます。
二人の浪曲師、三波春夫と村田英雄は浪曲の全国大会でたびたび激突することになります。しかし、いつも1位に輝くのは村田英雄であり、三波春夫は常に2番。三波はどうしても村田に勝つことはできませんでした。

 浪曲の世界では村田に勝つことが出来ないと悟った三波は、1957年に芸名を「三波春夫」と改めて、新規一転し歌謡界へとデビューします。するとどうでしょう、出す歌はすべて大ヒット。飛ぶ鳥を落とす勢いです。「お客様は神様です!」という有名なフレーズでも知られる通り、三波の天性の明るさが多くのファンを魅きつけました。

 三波の歌謡界での活躍を見ながら、村田は日本一の浪曲師を夢見て東京へ上京します。そして村田にも転機がやってきます。今や歌謡界のトップにまで上り詰めた三波春夫に歌で勝負できるのは村田しかいないと考えていた人物がいました。その人こそ、あの古賀政男です。古賀政男からの誘いに対して、最初、村田はためらいました。村田はすでに結婚もしており、果たして歌謡界でやっていけるのか迷ったそうです。浪曲の世界では常に自分がトップに君臨し、三波春夫にその座を譲ることがなかった、その三波が今や歌謡界で大活躍していることを目の当たりにし、ついに古賀政男からの歌謡界への誘いを受けることにしました。

 1958年、古賀政男とのコンビで最初に出したのが「無法松の一生」です。しかし、考えていたとおりにはうまくいかないもので、「無法松の一生」はまったくヒットしませんでした。三波春夫とは対照的に、村田英雄はヒット曲には恵まれませんでした。三波春夫が毎年のようにNHK紅白歌合戦でトリを務めているのに、村田英雄は紅白出場すら出来なかったのです。「やはり自分には歌謡界には向いていない、浪曲の世界に戻ろう。」と決心し、歌謡曲の師匠である古賀政男に歌謡界をやめたいと申し出ます。それを聞いた古賀政男は烈火のごとく激昂し、村田英雄を殴り蹴り、破門同然で古賀政男から縁を切られてしまいました。

 村田英雄と古賀政男のやりとりの一部始終を横目で見ていた作曲家がいました。失意の村田に手を差し伸べたのは、美空ひばりの「みだれ髪」でよく知られている船村徹でした。浪曲で鍛え上げた村田の重厚な声は古賀政男の曲調には合わないと、船村は考えていました。その村田に船村から贈った曲があの「王将」(作詞:西条八十)でした。王将は瞬く間に大ヒットします。最終的には300万枚を超え、戦後はじめてのミリオンセラーになったと言われています。しかも、この王将は1961年(昭和36年)と1962年(昭和37年)の2年連続NHK紅白歌合戦で歌われました。この船村徹の「王将」をきっかけに村田英雄は三波春夫と肩を並べる存在になりました。

 歌謡界で成功を収めた村田の公演会に、それを見守るひとりの男性の姿がありました。歌謡界に村田を引き入れた古賀政男です。古賀政男は自分が村田を歌謡界へ誘った責任を感じていたのでしょう。成功した村田の姿を見て、古賀政男は安心して帰って行ったと言います。

(浦安湯屋ともちゃんの「村田英雄伝説」より)

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 今回の山行は8月8日(土)~14日(金)の6泊7日で北海道の3座、大雪山、十勝岳、羊蹄山に登りました。初日の8日(金)は移動日で、飛行機で旭川空港へと飛び立ちました。飛行機の予約は5月末に取りましたが、当初予定していた便は満席で取ることができず、わずかに残席が残っていた日本航空で旭川までやってきました。旭川空港にはフェリーで北海道入りしたトミーさんのリムジンが迎えに来ていました。今回はいつも乗り慣れている自動車ではなく、真新しいピカピカのリムジンでした。先代のリムジンはついにお役目を終えて、世代交代とのことでした。空港でA柳さん、宿でI田さんファミリーと合流し、賑やかに北海道の旅が始まりました。
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 8月9日(日)は大雪山に登りました。このお盆は南海上に台風14号があり、北からは寒気が入って、大気の状態は常に不安定でした。雨が終日降らなかったのは、8月9日だけで、そのほかの日はいつも午後から激しい雷雨でした。しかしながら、いい歳りょうちゃんの普段の行いがよいため、3座とも登山中は雨に降られることはなく、雨具を一度も使うことはありませんでした。058.gif
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 姿見駅までロープウェイで登り、地獄谷に沿って山頂を目指します。その後、間宮岳、中岳分岐から裾合平に降りて、姿見駅までグルリと一周するコースを歩きました。
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 姿見駅から見た大雪山旭岳。大雪山は約20もの峰からなり、旭岳は北海道最高峰になります。標高2291 m。
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 地獄谷から噴煙が上がっているのが見えます。
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 イワブクロがたくさん咲いていました。チシマギキョウではないかと、いい加減なことを言ってしまいましたが、イワブクロが正式名称で、タルマエソウという別名もあります。樽前山で見つけられたことからこの名前がついています。
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 地獄谷の噴煙が姿見池に映る旭岳。
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 地獄谷の稜線を登っていきます。地獄谷はトミーさんが将来行くところです。037.gif
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 山腹から見た裾平。ところどころ雪渓が残っています。
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 山肌は赤い鉄さびの色をしています。
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 金庫岩。金庫のような直方体の岩です。
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 山頂に到着しました。いい歳りょうちゃん、日本百名山95座目になりました。天気予報では雨の可能性があったためピストンにする予定でしたが、雨が降る様子もなかったため、間宮岳から中岳分岐を通って下山することになりました。
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 旭岳山頂から間宮岳への鞍部への降りはのめりそうになるようなザレ場で、6人の登山者が来なかった水晶小屋へのアプローチを思い出しました。蟻地獄のようなザレ場の恐怖から、女の子が下ることができなくなっていました。
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 これがチシマギキョウでしょうか。チシマギキョウ越しに旭岳を撮りました。
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 ヨコヤマリンドウ。地元のおばちゃんが教えてくれました。大雪山の固有種で、どこにでもあるわけではなく、暗紫色の地味な花で滅多にお目にかかれないとのことでした。
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 石狩岳が見えます。
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 旭岳の山頂には人がたくさんいるのが見えました。
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 間宮岳までは平坦な登山道が続きます。
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 御鉢平。黒岳、北鎮岳が見えます。昨日、I田ファミリーは黒岳に行ってきたそうです。
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(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)
わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(ダーク・ダックス/銀色の道)
銀色の道(作詞:塚田茂、作曲:宮川泰、歌:ダーク・ダックス、ザ・ピーナッツ)


遠い 遠い はるかな道は
冬の嵐が 吹いてるが
谷間の春は 花が咲いてる
ひとり ひとり 今日もひとり
銀色のはるかな道

ひとりひとり はるかな道は
つらいだろうが がんばろう
苦しい坂も 止まればさがる
続く 続く 明日も続く
銀色の はるかな道

続く 続く はるかな道を
暗い夜空を 迷わずに
ふたりの星よ 照らしておくれ
近い 近い 夜明けは近い
銀色の はるかな道
はるかな道 はるかな道

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 間宮岳山頂、標高2185 m。ほぼ平らです。
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 中岳分岐。正面の甘食型の山が中岳でしょうか。
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 リシリトウチソウ。
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 ここを降りていくと中岳温泉があります。
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 上から見た中岳温泉。
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 温泉に浸かっている人がいました。昭文社の地図にはヒグマ注意と書いてありますが、温泉客が多く、ヒグマも出てこれないようです。
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 巨大なダイコン草。こんな大きなダイコン草ははじめて見ました。
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 裾合平には、エゾノツガザクラ、アオノツガザクラ、チングルマ、シオガマ、ハクサンコザクラなど多くの花が咲いていました。
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 これはカラフトイソツツジのようです。
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 夫婦池から見た旭岳。
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 姿見駅まで戻ってきました。
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本田美奈子/恋のバカンス
作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰、歌:ザ・ピーナッツ

ためいきの出るような
あなたのくちづけに
甘い恋を夢みる
乙女ごころよ
金色にかがやく
熱い砂のうえに
裸で恋をしよう
人魚のように

陽にやけた ほほよせて
ささやいた約束は
二人だけの秘めごと
ためいきが出ちゃう
ああ恋のよろこびに
バラ色の月日よ
はじめてあなたを見た
恋のバカンス

陽にやけた ほほよせて
ささやいた約束は
二人だけの秘めごと
ためいきが出ちゃう
ああ恋のよろこびに
バラ色の月日よ
はじめてあなたを見た
恋のバカンス


 
北海道の旅はまだまだ続きます060.gif

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by ryott-ryott | 2015-08-29 13:20 | 大雪山・十勝岳・羊蹄山