カテゴリ:日帰りトレーニング男体山( 1 )

一たびは喜び、一たびは悲しみ、フタラの山、男体山を行くヽ(^o^)丿

旅行・地域
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 6月17日(日)、日本百名山の男体山へ行ってきました。アミューズトラベルの日帰りトレーニングです。ガイドは泉田さん、サブは木元さんと宮川さんでした。当初、満席と聞いていましたが、前日の荒天、当日も雨が降るとの予報があり、何名かがキャンセルして、参加者は19名でした。その中に大台ケ原と大峰山でご一緒した小沢さんがいらっしゃいました。038.gif
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 予定通りに7時に新宿を出発し、大きな遅れもなく午前10時前に二荒山神社に到着しました。空は鈍色の曇り空です。今年の1月に大井町湯屋の晴れ男さん夫妻とおばあちゃんの般若阿部ちゃんと鬼怒川に来た時に、華厳の滝のエレベーター前から男体山を眺めて、6月のこの日帰りトレーニングに行こうと決めていました。おばあちゃんと晴れ男さんを再三お誘いしましたが、お二人は山登りには興味がないようであり、一緒に来てくれませんでした。037.gif
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 牛石の近く、二荒山神社の前で準備体操して、神社の境内を抜けて、いよいよ登っていきます。泉田さんから「なるべく荷物は軽くするように。」と声をかけられました。038.gif
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 境内を抜けて、しばらくは樹林帯を登ってゆき、一度、林道に出ます。この林道で衣服調整をしました。この時に持っていたお饅頭を参加者全員に配り、泉田さんにも差し上げると、「行動食なんか、重いから持ってこなくていいんだ!」といつもの口調で叱られました。お饅頭はほとんどが小豆なので重いのは確かですが、小沢さんは喜んで何個も食べてくれました。038.gif
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 ほぼ平坦の林道を20分ぐらい歩くと、本当の登山口が現れます。ここからがいよいよ本当の男体山登山になります。見上げると急登ははるか上まで続いていることがわかりました。泉田さんの計算では平均斜度は24.3°だそうです。
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 険しい急登とは対照的に、山の斜面にはたくさんのヤシオツツジが咲いていました。056.gif
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 そして私も他の参加者も天気予報から雨具を使うことを覚悟していましたが、雲の切れ間から青空がのぞき、この日一日、雨具を使うことはありませんでした。058.gif
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 白いヤシオツツジも咲いていました。056.gif
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 五合目の標識。
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 険しさはさらに増します。1月に行った蓼科山の急登より男体山のほうがきついと思います。
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 中腹から見た中禅寺湖。
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 7合目に到着。ここで19名の参加者のうち、3名が足を吊るなどして、リタイヤしました。リタイヤした3名は私たちが頂上まで行って帰ってくるまで待つことになります。
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 見上げると、この岩場の急登。この7合目から9合目の手前まで岩場の急登が続きました。042.gif
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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    夏がくれば 思い出す
    はるかな尾瀬 遠い空
    霧のなかに うかびくる
    やさしい影 野の小径
    水芭蕉の花が咲いている
           (以下略)

 江間章子作詞、中田喜直作曲『夏の思い出』です。昭和24年(1949年)6月17日から1週間「ラジオ歌謡」として放送されたものです。この歌は、尾瀬の自然の美しさ、高原のさわやかさを思い起こさせる“夏への誘い”“初夏の序曲”として、この季節になると毎年テレビ、ラジオから流れてきます。

 尾瀬沼は昔は小瀬沼といわれていました。福島・群馬の県境にまたがる火山堰止湖で、周囲約6 km、海抜1665 m、沼の周りの湿原は高山植物の宝庫、秘境として知られてきました。最近はこの歌の影響もあってか、訪れる人も多く、初夏から初秋まで、年間70~80万人に達し、自然破壊が心配されてきました。

 この尾瀬で忘れてはならない人がいます。この沼のほとりにある、古い歴史をもつ「長蔵小屋」を建てた平野長蔵とその一家です。
 彼は明治2年(1869年)、福島県桧枝岐に生まれ、尾瀬に魅せられて、明治23年(1890年)にこの山小屋を建てました。以来、息子の長英、孫の長靖と、3代にわたって、尾瀬とともに生き、尾瀬の自然を守ってきました。

 残念なのは、祖父と父の遺志を継ぎ、尾瀬を愛し、尾瀬の発展と保護に尽力してきた3代目長靖が、昭和46年(1971年)12月1日、尾瀬沼から下山途中、三平峠と一之瀬の間で、吹雪と深雪にはばまれ、36歳の短い生涯を閉じたことです。

(小学館「一日一話人物歳時記」より)

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 8合目に到着。しかし、急登はまだまだ続きます。いい歳、りょうちゃんはもう写真を撮る余裕はありませんでした。そして、ついに泉田さんから、泉田さんのすぐ後ろを歩くように声をかけられてしまいました。泉田さんから「呼吸を腹式呼吸で常に息を吐くようにしなさい。」と、指導を受けました。普通の呼吸だと、すぐにばててしまうとのことです。
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 九合目に到着。ここからは隊列に関係なく、速く歩ける人はどんどん前に行くようにとの指示。いい歳、りょうちゃんは青息吐息でだいぶ離されて後ろの人たちと一緒に頂上に辿り着きました。泉田さんは頂上に辿り着いた人とガッチリと握手をしてくれました。いつも握手などしない泉田さんが珍しく握手をしてくれるのを見て、小沢さんは「アミューズトラベルをやめるんじゃないか。」とおっしゃっていました。037.gif038.gif
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 標高2486 m。頂上には雲に乗った二荒山大神の銅像が祀られています。
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 深田久弥の「日本百名山」には約1200年ほど前の782年3月に勝道上人によって、男体山の初登頂が果たされたと書かれています。勝道上人は767年4月に最初の登山を試みましたが、深い雪と岩と嵐にまで阻まれて、登頂を断念しています。その後、14年後の781年4月にふたたび挑戦しますが、このときも荒天に阻まれて失敗しました。今度こそと堅く意を決し、翌年782年3月にふたたび登山の足を踏み出します。時に勝道上人48歳でした。
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 湖畔から山頂までの1200 mの標高差、登りづくめの急登で、残雪深く、樹木をかき分けて攀(よ)じ登って行きました。途中二夜の野営を経て、ついに男体山の絶頂に立ちます。その時の勝道上人の言葉が「終(つい)にその頂を見る。怳怳惚惚(こうこうこつこつ)として。夢に似たり・・・・・一たびは喜び、一たびは悲しみ、心魂持し難し。」で、空海の『性霊集(しょうりょうしゅう)』に載っています。
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 昨年行った日光白根山。
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 太郎山。筑波山のように双二峰の山では、一方を男神、もう一方を女神とする慣わしがあり、男体山は単独峰ですが、女峰山と対に付けられた名前であり、その間に大真名子山、小真名子山、北側に太郎山があり、一家族五山の山になっています。
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 釣鐘から見た山頂の御影石。
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 この場所に以前は鉄剣が建っていたそうですが、折れてしまったようです。
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 鉄剣のあった場所で外人さんが雄たけびを上げていました。037.gif
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 頂上から見た中禅寺湖。
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(掘六平/わさびの花の咲く頃)

(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)

わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(中島みゆき/荒野より)

荒野より(作詞:中島みゆき、作曲:中島みゆき、歌:中島みゆき)

夜が
望みは何かと訊かれたら君がこの星に居てくれることだ
力は何かと訊かれたら君を想えば立ち直れることだ

僕は走っているだろう君と走っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は笑っているだろう君と笑っているだろう
あいだにどんな時が流れても

荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない

朝陽の昇らぬ日は来ても君の声を疑う日はないだろう
誓いは嵐にちぎれても君の声を忘れる日はないだろう

僕は歌っているだろう君と歌っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は生きているだろう君と生きているだろう
あいだにどんな時が流れても

荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない

僕は走っているだろう君と走っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は笑っているだろう君と笑っているだろう
あいだにどんな時が流れても

荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない
荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない

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 二荒山大神像の前で記念撮影。二荒山は男体山の別称です。
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 この人も記念撮影。このあと、金峰山、四阿山、白馬岳もご一緒することになっています。お酒が一滴も飲めません。037.gif
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 三角点。
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 中禅寺湖の右側には戦場ヶ原。
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 中禅寺湖を見ながら下山開始。重力に従って降りて行く下山はいい歳、りょうちゃんにとってはやはり楽ちんです。037.gif
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 登りが急登ならば、下りは急こう配を降りて行きます。
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 途中、蝶がたくさん飛んでいました。
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 9合目から8合目の急こう配。よくもこんなところを登ってきたものだと降りながら思いました。
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 中腹から見た中禅寺湖。7合目でリタイヤされた方たちと合流し、下山が続きます。
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 16時09分、登山口に戻ってきました。小沢さんと木元さん。木元さんは名古屋のアミューズに異動になるため、今日の男体山が新宿発のツアー最後とのことです。
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 マムシグサがたくさん生えていました。マムシグサは毒があるため、鹿に食べられず、他の植物よりも多く残ってしまうそうです。また秋になるとあの毒々しい赤い実をつけることはよく知られていますが、この実にも毒があると同時に、腰痛にも効く成分が含まれています。腰痛持ちの人が腰痛に我慢できずに、マムシグサの実を食べて、よく救急車で運ばれると、木元さんに教えてもらいました。毒と薬は紙一重ということです。
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 林道を通り、二荒山神社に戻ってきました。16時55分。
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 牛石の前でストレッチをして、バスに乗り、ビールで乾杯しながら、新宿まで戻ってきました。小沢さんは甘いものを飲んでいたと思います。新宿に着き、泉田さんから「強くなった。」とお褒めの言葉をいただきましたが、「そのお腹を凹まさなければ駄目だ!」とも言われました。いい歳、りょうちゃん、日本百名山34座目になりました。038.gif038.gif038.gif037.gif
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新橋二丁目七番地
作詞:田久保真見、作曲:杉本眞人、歌:あさみちゆき


うすい座布団 一枚で
地べたに座って 四十年
時が流れて 人が流れる
濁流うねる この都会(まち)で
流されまいと 流されまいと
小石のように うずくまる
靴を磨けば こころも晴れる
今日も元気に がんばって
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

こんな私に 出来たのは
一生懸命 生きること
秋の夕暮れ ひとつため息
赤チン色の 赤ちょうちん
一杯飲めば 一杯飲めば
人間なんて 立ち直る
靴の汚れは 心の汚れ
夢も磨けば また光る
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

明日はきっと 明日はきっと
いいことあるさ 大丈夫
つらい気持は 靴みりゃわかる
今日もあなたは がんばった
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地


 
 次回は金峰山の報告をします。060.gif060.gif

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by ryott-ryott | 2012-07-01 10:42 | 日帰りトレーニング男体山 | Comments(4)