カテゴリ:日高の巨人・幌尻岳( 1 )

日高の巨人・幌尻岳を行くヽ(^o^)丿

旅行・地域
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 8月4日(土)~6日(月)、アミューズで北海道日高山脈の最高峰・幌尻岳に行ってきました。集合は午前10時に羽田空港、いつもよりもゆっくりです。参加者の人数を数えてみると5名しかしません。アミューズ東京と仙台で合わせて10名の参加だそうです。
千歳空港でアミューズ仙台の5名と合流し、バスに乗って、平取町(びらとりちょう)を目指します。
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 平取町の豊糠(とよぬか)山荘は数年前に廃校になった小学校を改装したものです。お風呂も完備されていますが、手狭と言うことで平取温泉に入浴してからとよぬか山荘へ向かいました。
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 とよぬか山荘の中は学校そのものでした。その一室、教室でジンギスカンの夕飯をいただきました。明日は午前3時出発で、幌尻山荘には泊らずに山頂まで目指します。夕飯後、すぐにベッドに入りました。19時過ぎに消灯になりましたが、なかなか眠れませんでした。
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 翌朝というか夜中の2時前に起きて、朝と昼のおにぎり弁当をもらいました。夜中2時におにぎりを食べている方もいましたが、いい歳、りょうちゃんはさすがに食べられず、アミノバイタルを飲んでバスに乗り込みました。
 歩き始める林道の入り口までバスに揺られること1時間を要しました。午前4時ちょうど、林道の入り口に到着。まだ周囲は真っ暗です。ヘッドランプを点けて、準備体操をしました。
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 昨年までは幌尻山荘の山番をしていた猟師さんが軽トラックで渡渉を開始する第1ゲートまで乗せて行ってくれたそうです。しかし残念ながら、その猟師さんは昨年亡くなってしまったそうです。自分たちの足で第1ゲートまで歩かなければなりませんでした。
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 林道歩きは本当に退屈なものです。参加者10名、ただ黙って第1ゲートへ黙々と進みます。林道を歩くこと約2時間、ようやく渡渉を開始する第1ゲートに到着しました。
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 ここで渡渉靴に履き替えます。いい歳、りょうちゃんも渡渉靴を履き、下は雨具のズボンを履きました。岩が出ているので、半ズボンで素足を出したまま歩くことは怪我する危険があります。
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 ガイドの加藤さんは草鞋(わらじ)を履いていました。参加者の一人も草鞋を履いていました。草鞋が一番しっくりくるとおっしゃっていました。
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 午前6時30分に渡渉を開始。川の中をじゃぶじゃぶと横切って行きます。渡渉は心地よく、いくらやっても飽きませんでした。加藤さんによると、今回の額平川は水量が少なく、ガイドのやりがいがないとこぼしていました。037.gif
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 渡渉での休み時間にいつもの饅頭を配りました。いい歳、りょうちゃんがガイドの加藤さんと「渡渉はとても楽しい。」と話していると、アミューズ仙台のババァの参加者に変態呼ばわりされました。水量が少ないとはいえ、足の短い年寄りどもには渡渉はかなり辛いようです。年寄りが饅頭をかじったまま流されるのを見てみたかったです。037.gif
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 午前8時40分、楽しい渡渉も終わってしまい、行く先に幌尻山荘が見えてきました。
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 幌尻山荘に濡れたズボンや渡渉靴など不要な荷物をデポし、登山靴に履き替えて、標高差1100 mの登山開始になります。川上さんの話では往復約7時間の行程になるそうです。午前9時20分に登山を開始しました。幌尻山荘からまずは標高差300 mの急登を登って行きます。いい歳、りょうちゃんは、この標高差300 mの急登がとてもこたえました。渡渉をしているときは疲れなど微塵も感じませんでしたが、登り始めると足が重く、果たして、この急登を登り切れるかと感じるくらいの疲れが襲ってきました。やはり林道歩きと渡渉の約5時間の行程で体は疲弊しているようでした。
 最近経験した急登では根子岳から四阿山までが標高差300 mの急登だったはずですが、もっと楽だったと思います。ただ四阿山の場合は急登の前に渡渉はありませんでしたが。
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 急登を登ること約2時間、周りの山の稜線が目の前に迫ってきました。勾配も緩み、他の人のブログやホームページでよく見る枯れた榛松の稜線が目の前に現れました。
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 延々と続く稜線の両側には黄色いウサギギクの花がどこまでも続いていました。「日本百名山」の幌尻岳のページにもウサギギクが咲き群れていたとの記述があり、深田久弥が見た光景と同じ景色を見ていたと思います。056.gif
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 ウサギギク。
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 リンドウ。
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 チングルマの実。
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 ウメバチソウ。
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 ヒゴタイ。
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 イチヤクソウ。
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 イワブクロ。
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 オトギリソウ。幌尻岳のオトギリソウは巨大です。
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 ハクサンフウロ。
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 ミヤマアズマギク。
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 アキノキリンソウ。
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 新冠コースとの合流点。
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 約1時間30分、花を眺めながらの稜線歩きをし、ついに幌尻岳の山頂に到着しました。13時ちょうどでした。新冠コースからの合流点から風が強まり、さっさと集合写真を撮りました。アミューズから送られてきた集合写真。
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 川上さんと頂上で記念撮影。
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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「悩殺女優」「セックス・シンボル」「モンロー・ウォーク」など、全世界の女性を悩殺したアメリカ・ハリウッドの映画女優マリリン・モンローは、1962年8月5日の朝、ロサンゼルスの自宅で亡くなりました。34歳の若さでした。
 自宅のヘッドの上で全裸で、電話の受話器を握りしめたままだったといわれています。睡眠薬を飲みすぎたための事故死か、それとも自殺か、あるいは他殺か、その死因はさまざまに取り沙汰されていますが、今だにその真相は謎に包まれてわかりません。

トニー・シャッカの書いた「誰がマリリンを殺したか」。またノーマン・メラーの作品「マリリン」など読むと、ジョン・F・ケネディ大統領との醜聞の秘密を暴露されるのを恐れて、ホワイトハウス筋の手によって殺されたような暗示があります。
 
 日本では、彼女が米兵たちのためのピンナップ・ガールの出身であることもあってか、やや頭の弱い、白痴美の肉感的女優というふれこみで売り出されました。ですから、モンローといえば、映画「七年目の浮気」のスティール写真、地下鉄の通風孔から吹き上げる風でスカートがまくれるのをおさえる、お色気たっぷりな彼女を思い出します。

 真紅の口唇をなかばあけて白い歯をのぞかせ、陶酔したお色気をただよわせるなかば閉じた目、豊かな胸、すばらしいプロポーション。「モンロー・ウォーク」と呼ばれた腰を振る歩き方。その姿態、その魅力はモンロー以外にはありません。
 彼女は生涯に3回結婚に失敗していますが、実像としての彼女は、頭もよく、やさしく、人に尽くす、誠実な女優であっと言います。

(小学館「一日一話人物歳時記」より)


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 頂上で記念撮影後、霧が晴れないかしばらく待ちましたが、改善されないため、すぐに下山を開始しました。一瞬、人造湖の新冠湖が見えました。
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 帰りも花を眺めながらの稜線歩きです。ウサギギクの花とチングルマの実がどこまでも続いていました。1週間前はチングルマの白い花が咲いていたそうです。
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 稜線から急登を下って行きます。私たちが下山中、ヘリコプターが轟音とともに周回しているのが見えました。何日か前に60歳の男性が山には行ったまま、帰ってきていないとのことでした。
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 ほとんど降りてきたころに、雲が切れて青空が見えてきました。
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 17時前に幌尻山荘に到着しました。登山を開始して約7時間30分の行程でした。
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 今日はガイドさんが作った夕飯を食べて、幌尻山荘に泊まりました。
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(掘六平/わさびの花の咲く頃)

(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)

わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(中島みゆき/荒野より)

荒野より(作詞:中島みゆき、作曲:中島みゆき、歌:中島みゆき)

夜が
望みは何かと訊かれたら君がこの星に居てくれることだ
力は何かと訊かれたら君を想えば立ち直れることだ

僕は走っているだろう君と走っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は笑っているだろう君と笑っているだろう
あいだにどんな時が流れても

荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない

朝陽の昇らぬ日は来ても君の声を疑う日はないだろう
誓いは嵐にちぎれても君の声を忘れる日はないだろう

僕は歌っているだろう君と歌っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は生きているだろう君と生きているだろう
あいだにどんな時が流れても

荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない

僕は走っているだろう君と走っているだろう
あいだにどんな距離があっても
僕は笑っているだろう君と笑っているだろう
あいだにどんな時が流れても

荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない
荒野より君に告ぐ僕の為に立ち停まるな
荒野より君を呼ぶ後悔など何もない


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翌朝、雨が降っていました。渡渉の水量が心配されましたが、大したことはありませんでした。朝食を済ませて、午前6時に山荘を出発しました。
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 昨日と同じく渡渉靴を履いて、渡渉の下山をしていきます。
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 やはり渡渉は冷たくて心地がいいです。加藤さんの話では今の時期の渡渉での水温がちょうどいいそうです。6月の雪解け時期や、9月の秋口になると、水が冷たくて、足がしびれてくるそうです。
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 渡渉最後の岩のへつり。
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 午前8時過ぎに第1ゲートに戻ってきました。ここからまた退屈な林道歩きになります。
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 林道の途中のも花が咲いていました。そして、この林道で最近3回もヒグマが見かけられているそうです。日高のヒグマは北海道の中でも一番凶暴だそうです。
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 ヒグマにも遭遇せずに、約2時間の退屈な林道歩きを終えて、入口まで戻ってきました。
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 とよぬか山荘のおじさんがトマトとトマトジュースを差し入れてくれました。038.gif
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 バスに揺られること1時間、とよぬか山荘に戻ってきました。ここで幌尻岳のTシャツを買おうと思いましたが、いい歳、りょうちゃんのからだに合うサイズがなく、またもや渡渉が下手なババァにバカにされてしまいました。037.gif
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 行きと同じく平取温泉で入浴を済ませて、平取牛を食べました。
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 そして帰りのフライトまで時間があるため、サッポロビールの工場見学に行きました。
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 ビール工場では3段注ぎというビールをおいしく飲める注ぎ方を教えてもらいました。
 グラスは斜めに傾けずに、垂直に立てたまま、缶ビール1本の3分の1を一気にグラスに注ぎます。グラスの中はほとんどが泡になります。068.gif
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 この泡が消えていき、液体と泡の割合が同じになったところで、さらに3分の1を静かに注ぎます。この時、液体に接している泡が荒く、上のほうの泡がキメ細かくなります。この泡がビールのふたになり、ビールの酸化を防ぐとともに、二酸化炭素濃度が減少し、口当たりがよくなります。
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 最後に残りの3分の1をグラスのヘリから静かに注ぎます。
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 3段注ぎの完成です。みんなで幌尻岳登攀を祝い、乾杯しました。068.gif
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 工場の窓から北海道らしい風景が広がっていました。
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新橋二丁目七番地
作詞:田久保真見、作曲:杉本眞人、歌:あさみちゆき


うすい座布団 一枚で
地べたに座って 四十年
時が流れて 人が流れる
濁流うねる この都会(まち)で
流されまいと 流されまいと
小石のように うずくまる
靴を磨けば こころも晴れる
今日も元気に がんばって
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

こんな私に 出来たのは
一生懸命 生きること
秋の夕暮れ ひとつため息
赤チン色の 赤ちょうちん
一杯飲めば 一杯飲めば
人間なんて 立ち直る
靴の汚れは 心の汚れ
夢も磨けば また光る
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

明日はきっと 明日はきっと
いいことあるさ 大丈夫
つらい気持は 靴みりゃわかる
今日もあなたは がんばった
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地


 
 次回は空木岳の報告をします。060.gif

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by ryott-ryott | 2012-08-16 02:12 | 日高の巨人・幌尻岳