カテゴリ:燕岳・大天井岳・常念岳( 1 )

安曇野の大地溝帯、白き常念山脈を行く

旅行・地域
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 5月連休の後半、5月3日(金)~5日(日)は山旅クラブで燕岳~大天井岳~常念岳に行ってきました。例によって、いい歳、りょうちゃんが写っている写真はトミーさんのブログからもらいました。038.gif
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 1日目は大糸線の穂高駅まで移動し、中房温泉から燕山荘まで登ります。GW真っ只中、東京駅の新幹線乗り場は大混雑していました。これから長野まで行き、長野からリゾートビューしなの号に乗って松本まで移動し、大糸線に乗り換えて穂高駅に向かいます。しなの号も大糸線もほぼ満席でした。
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 本日からの北アルプス縦走への参加者はお客6名、トミーさん夫妻とサブガイドを入れて総勢9名でした。いつのもリムジンカーではなく、大型の乗合いタクシーに乗って中房温泉の登山口へ向かいました。写真は中房温泉で、午前11時30分に到着し、昼食と準備体操を済ませて、午前11時50分に登り始めました。
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 第一ベンチまでは雪もなく、普通の登りですが、第一ベンチを過ぎたあたりから雪がつき始め、アイゼンを装着しました。
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 このおじさんは誰かわかりますか。私はアミューズのツアーで何度もお世話になった瀬川さんが、本日山旅クラブのサブガイドとして同行しました。038.gif
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 ひたすらに登り15時30分に合戦小屋につきました。今日はスイカは売っていませんでした。
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 合戦小屋まで来ると、樹林帯を抜けて、雪の稜線を歩いていきます。今回の雪山は至仏山のように雪に沈むことなく歩くことができました。037.gif
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 ここまでくると雪の槍ヶ岳を見ることができます。
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 今日、歩いてきた雪の稜線。
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 17時00分に燕山荘につきました。燕山荘前から見た槍ヶ岳。
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 燕岳には2日の朝に行く予定です。
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 燕山荘といえば赤沼オーナーのアルプスホルンの演奏があります。今日も夕飯のときに赤沼オーナーのホルン演奏と、山のお話がありました。私たちは2日目以降は大天井岳~常念乗っこしまで縦走する予定でしたが、赤沼オーナーのお話では夏山のトラバース路は大変に危険であるため、トラバース路には入らずに、大天井岳は直登するようにとのことでした。先日もトラバース路に入ってしまったパーティーがレスキューを呼ぶことになったとお話していました。
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 夕飯後、瀬川さんが赤沼オーナーに交渉して、一緒に記念撮影を撮っていただきました。038.gif
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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 「憲法は、革命やクーデターの決算書である」こんな言葉がありますが、たしかにいずれの国でも、一国の政治的支配体制が変革をすると、新しい支配体制の意向を受けた、法的統括としての憲法がつくられます。

 明治憲法も、明治維新を成し遂げた明治政府の意向を入れた憲法です。戦後の「平和憲法」と称される現行日本国憲法も、昭和22年(1947年)5月3日に施行されました。

 当時の吉田茂首相は「われわれ国民の自由な総意によって確定された・・・・・」と談話の中で強調していますが、それはタテマエ論であって、実際は新しい政治体制の支配者、アメリカ占領軍の意向を尊重してつくられたものです。現在、憲法“第9条”が問題になっていますが、マッカーサー司令部が最初に示した草案は、次のようなものです。

 国家主権の発動としての戦争は廃止される。日本は、紛争解決の手段としての戦争のみならず、自国の安全を維持する手段としての戦争をも放棄する。日本は、その防衛と保全とを、今や世界を動かしつつある崇高なる理想に委ねる。
 日本が陸・海・空軍を維持する機能は将来共に許可されることがなく、日本軍に交戦権が与えられることもない。

 この起草者が、実はチャールズ・ケーディス陸軍大佐でした。彼は昭和33年(1958年)に批准されたパリの不戦条約をモデルに、理想的な“第9条”を書き上げたのです。

 この“不戦のの誓い”の平和憲法、現在の国際情勢の変化のなかで、果たして守りきれるでしょうか。

(小学館「一日一話人物歳時記」より)

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 5月4日(土)、2日目はまず燕岳の頂上を踏みに行って、燕山荘から表銀座コースを通って、大天井岳直登、常念乗っこしまでのロングコースを歩く予定です。
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 6時30分に燕山荘を出発し、6時50分には燕岳の頂上に到達しました。頂上で記念撮影。
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 メガネ岩の前でも記念撮影。
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 イルカ岩。
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 燕岳の稜線からの槍ヶ岳。
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 テント場の右には雪庇がありした。
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 午前8時00分、いよいよ常念小屋までのロングコースを歩くことになります。
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 今年の夏に歩く裏銀座コースを眺めながら大天井岳を目指します。写真はゲイロ岩で、この岩の中をくぐって、向こう側へと抜けていきます。
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 稜線の先に真っ白な大天井岳が見えます。歩いても歩いて、なかなか到着しません。042.gif
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 今回の最大の難所、大天井岳の直登コースに到着しました。
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 いい歳、りょうちゃんも含め、技術的に不安のあるメンバーはトミーさんとロープで繋がれて、この直登コースをロープがたるまないように慎重に登っていきました。この直登コースは夏山だとコースタイムは40分だそうです。体力的にも大変でしたが、急斜面の直登は剱岳の平蔵のコルよりも怖く感じました。042.gif
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 12時24分、ようやく大天井岳の頂上に到着しました。頂上につく少し前から曇り始め、雪が降りだしました。さっさと写真を撮って、先へと進みます。
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 大天井小屋は営業していませんでした。営業開始は6月30日になります。
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 大天井岳から常念乗っこしの常念小屋までもとても長かったです。雪がついていない、石が転がっている登山道をおおくあり、アイゼンをつけたまま歩くと、足への負担が大きく、墓石山のときと同じように疲労困憊になりました。037.gif
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 途中白い雷鳥がいましたが、私のカメラではこの大きさが精一杯です。
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 15時19分、ようやく眼下に常念小屋が見えました。しかしまだまだ距離があります。
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 ここまで来ると、雪の常念岳も見えます。
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 16時過ぎにようやく常念小屋に到着しました。燕岳への往復も入れると約9時30分の行動時間でした。
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 常念小屋は連休とあって多くの人が泊まっていましたが、一人一枚の布団で寝ることができました。写真は常念小屋の夕飯です。今回も常念小屋について、ビールを飲み、夕飯を食べたあと、疲れて19時過ぎに寝てしまいました。037.gif
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(掘六平/わさびの花の咲く頃)

(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)

わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(あづみ野うたごえ喫茶/あの素晴らしい愛をもう一度)

あの素晴らしい愛をもう一度(作詞:北山修、作曲:加藤和彦、歌:dicot)

夜が
命かけてと誓った日から
素敵な思い出残してきたのに
あの時同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤トンボの唄をうたった空は
なんにも変わってないけれど
あの時ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるよ
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

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 5月5日(日)、3日目。前日19時すぎに寝てしまったため、午前2時に目が覚めてしまいました。しかし午前3時頃に仕度をして小屋を出ていく人も何人もいました。今日の日の日の出は午前4時50分。小屋の前ではたくさんの人はご来光を待っていました。058.gif
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 太陽が昇ってくると大歓声が上がりました。まるで初日の出を見ているかのようです。058.gif
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 朝焼けに染まる槍ヶ岳。
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 朝焼けに染まる常念岳。
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 今日の天気は快晴。ザックを小屋の前にデポして、午前6時30分に常念岳の山頂を目指しました。
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 この天気のよさに常念岳の登山道は大渋滞です。
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 つねに槍ヶ岳連峰を見ながらの登山です。
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 山頂に人がいるのが見えます。
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 午前8時15分、常念岳の山頂に到着しました。山頂で記念撮影。いい歳、りょうちゃん、日本百名山56座目になりました。038.gif
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 頂上から360度見わたすことができました。木曽御嶽山と乗鞍岳。
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 穂高連峰、右から奥穂高、唐松岳、前穂高、西穂高、北穂高。山口さんが教えてくれました。
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 蝶ヶ岳。
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 遥か向こうに見えるのは中央アルプスでしょうか。
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 たくさん写真を撮って、山口さんと青柳さんに山の名前を教えてもらって、午前8時30分に下山を開始しました。
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 常念小屋前には午前9時30分に戻ってきました。大休憩をとり、午前10時に登山口を目指して下山を開始しました。常念乗っこしで記念撮影。
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 下山は沢づたいに一の沢を目指して降りていきました。
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 スキーで降りてくる人もいました。
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 途中から夏道に合流し、14時前に一の沢登山口に降りてきました。
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 近くのしゃくなげの湯で入浴し、GW終盤の大混雑のスーパーあずさに乗って東京に戻ってきました。
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 来週の5月18日(土)はトラベルギャラリーで大小山に行ってきます。


新橋二丁目七番地
作詞:田久保真見、作曲:杉本眞人、歌:あさみちゆき


うすい座布団 一枚で
地べたに座って 四十年
時が流れて 人が流れる
濁流うねる この都会(まち)で
流されまいと 流されまいと
小石のように うずくまる
靴を磨けば こころも晴れる
今日も元気に がんばって
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

こんな私に 出来たのは
一生懸命 生きること
秋の夕暮れ ひとつため息
赤チン色の 赤ちょうちん
一杯飲めば 一杯飲めば
人間なんて 立ち直る
靴の汚れは 心の汚れ
夢も磨けば また光る
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

明日はきっと 明日はきっと
いいことあるさ 大丈夫
つらい気持は 靴みりゃわかる
今日もあなたは がんばった
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地




 
来週、大小山に行ってきます。060.gif

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by ryott-ryott | 2013-05-12 12:00 | 燕岳・大天井岳・常念岳