カテゴリ:木曽御獄山( 1 )

木曽路は遥か山の中に、土砂降りの木曽御獄山を行く

登山

旅行・地域
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 9月7日(土)~8日(日)、先週の仙丈ヶ岳に引き続き、年老いた女王を引き連れて、山旅クラブで木曽御獄山に行ってきました。いつものように、いい歳、りょうちゃんが写っている写真はすべてトミーさんのブログからもらいました。
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 今日は東海道新幹線とワイドビュー特急しなのを乗り継いで木曽福島駅へと向かいます。東京は薄曇りで、途中青空も広がっていましたが、名古屋を過ぎたころには雨が降り始めていました。天気予報の天気図には、日本列島を縦断する秋雨前線が横たわっており、今回も青空の下での山登りは期待できませんでした。写真は名古屋駅のホームです。
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 トミーさんの交通案内では新宿から特急あずさに塩尻まで乗り、しなのに乗り換えて木曽福島駅までの行程となっていましたが、りょうちゃんは品川駅へのアクセスが近いため、名古屋経由で向かいました。所要時間はほぼ同じであり、品川→名古屋→木曽福島のほうが3500円ほど高くなります。
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 写真は名古屋駅で買ったみそかつ弁当です。
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 14時35分にJR木曽福島駅に着きました。いつものように、乗り心地抜群の高級リムジンカーを駅に配車してもらい、名ガイド兼名運転手のトミーさんが今日の宿泊先へと年老いた女王といい歳、りょうちゃんを案内してくれました。038.gif
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 今日の宿のホテル木曽温泉です。こんな雨にもかかわらず、今日は満室だったそうです。受付でおじさんが問い合わせの電話で断っていました。
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 ホテルで売っていた栗かぼちゃ。蒸して食べると、甘藷のように甘いかぼちゃです。
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 天気はよくありませんが、前泊の楽しみはやはりその宿の料理です。
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 岩魚の丸揚げ。頭から尻尾まで骨もすべて食べられます。年老いた女王もバリバリと食べていました。入れ歯ではないようです。037.gif
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 栄養を十分に補給し、温泉に入浴し、翌日に備えて就寝しました。
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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 安永4年(1775年)9月8日、俳人として有名な加賀の千代が亡くなりました。72歳です。加賀藩の資料によると、千代は元禄16年(1703年)、加賀国松任(まっとう)(現・石川県松任市)の表具師福増屋六兵衛の娘として生まれ、小さいころから俳句に興味をもって、句作に励んでいたといいます。

 18歳のとき、加賀藩足軽福田満八に嫁ぎ、一子をもうけますが、結婚7年目で夫が病死し、翌年子どもも失って、松任の実家にもどってきました。以後、俳諧一筋に生き、宝暦4年、52歳のとき出家して俳号を素園と改めました。

   朝顔につるべとられて貰い水 千代女

 加賀の千代というと、まっ先に思い出されるおなじみの句です。

 私たち日本人にとっては、朝顔という花が、つかの間の生命であることを知っているだけに、その可憐な花をいとおしむ、千代の心に共感を覚えるせいでしょうか。江戸の川柳子は早速これを材料にしています。

   来年はつるべをよけてたねを植え

 千代の句でで、同じように有名な句があります。

   しぶかろか知らねど柿の初ちぎり
   起きて見つ寝て見つ蚊帳の広さかな

 最初のは、結婚初夜に詠んだもの、あとの句は夫と死別したときに詠んだものとされています。

 しかし、この二つの句は、いずれも千代の句ではないと主張する説が最近出てきました。やはり江戸の川柳子たちの作なんでしょうか。

(小学館「一日一話人物歳時記」より)

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 9月8日(日)、今日は木曽御嶽山に登ります。午前7時過ぎに朝食を食べて、ロープウェイの駅まで雨具を着て向かいました。天気予報通り、結構な雨足でした。ロープウェイ駅の駐車場には何台か車が停まっており、それを見た年老いた女王は「バカがいる!」と罵るようにおっしゃっていました。037.gif
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 山頂は10 ℃前後のようです。
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 ロープウェイ駅の隣はお花畑ですが、花は雨に濡れていました。
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 8時25分、ロープウェイに乗って7合目まで登ります。
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 7合目の駅には私たちのほかに何名か登山者がいましたが、強まる雨に出発を躊躇していました。8時47分に予定通り、歩き始めました。そしてロープウェイの駅にいた人がホラ貝を吹いて送り出してくれました。038.gif
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 ロープウェイがなかった頃、この登山道を7合目まで登ってきたそうです。
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 歩き始めて10分も経たないうちに、山小屋で力餅を食べることにしました。年老いた女王はのどに餅を詰まらせることなく無事に食べ終えていました。041.gif
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 普段は小さな小川だそうですが、轟音をたてて流れていました。落ちたら死にそうです。
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 木道の登山道が8合目の女人堂まで延々と続きます。
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 午前10時10分、8合目の女人堂に到着しました。かつては木曽御嶽山は女人禁制の山であり、女性はこの女人堂で足止めをされたそうです。今日は女性は一人もいないので、その当時でも同じメンバーなら登れたと思います。037.gif
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 8合目からは神の領域に入り、あちらこちらで仏像が祀られていました。
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 女人堂から樹林帯を抜けて森林限界の登山道を歩いていきます。大雨のため登山道は小川になっていました。
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 中腹から見た女人堂。
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 他の山とちがい、御嶽山は一種独特の雰囲気があります。御獄山の名前の由来は、修験者たちが敬意を込めて「王の御嶽(みたけ)」とかつて呼んでいました。それが「王嶽(おうだけ)」になり、「御獄(おんたけ)」になったといいます。
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 鳥居をくぐって登山を続けます。
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 仏像と同じ顔をしています。
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 雨は一向にやむ気配はありません。森林限界を過ぎて火山帯らしい風景になってきました。
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 上を見上げると石室山荘が建っていました。
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 ようやく9合目を通過。午前11時37分。
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 再び鳥居と仏像が建っていました。
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 この階段を登れば山頂にたどり着きます。
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 激しい雨の中、12時19分、御嶽山の山頂に到着しました。標高3067 mで、日本では14番目に高い山です。いい歳、りょうちゃん、日本百名山69座目になりました。しかし、今週も展望はありませんでした。
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 山頂で記念撮影後、さっさと下山を開始しました。
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(掘六平/わさびの花の咲く頃)

(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)

わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(あづみ野うたごえ喫茶/あの素晴らしい愛をもう一度)

あの素晴らしい愛をもう一度(作詞:北山修、作曲:加藤和彦、歌:dicot)

夜が
命かけてと誓った日から
素敵な思い出残してきたのに
あの時同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤トンボの唄をうたった空は
なんにも変わってないけれど
あの時ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるよ
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

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 階段下にある剣ヶ峰山荘で小休憩を取りました。みんなずぶ濡れで、いい歳、りょうちゃんは右の靴の中が濡れてしまっていました。
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 さらに下山を続けます。晴れていれば、この場所からもニノ池が見えるそうです。またその近くのは賽の河原もあり、いずれ行くであろうその場所を一目見たかったものです。年老いた女王はそんなに遠くないうちに行くことになるでしょう。037.gif
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 遠くから見るとマクドナルドのマークに見えました。
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 下りのときのほうが、登りに比べると少し視界が良くなっていました。
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 石室山荘もよく見えます。
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 御嶽山の「オンタデ」です。雨に打たれて少しくたびれています。
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 黒い斜面に黄色い植物がよく映えています。
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 再び鐘を鳴らしました。
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 白玉の実。
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 コケモモの実。
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 ナナカマドの実。
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 ナナカマドのトンネルを下山します。
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 オトギリソウが雨にたっぷりと濡れています。
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 女人堂まで戻ってきました。14時15分。
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 あとはひたすらに下っていきます。
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 15時27分にロープウェイに戻ってきました。
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 宿泊した宿の木曽福島ホテルで入浴しました。なんと今週も下山後に青空が広がってきました。
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 入浴後、木曽福島駅までリムジンカーで送ってもらい、りょうちゃんは名古屋経由で東京に帰りました。次回、年老いた女王に会うのは巻機山のようです。
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新橋二丁目七番地
作詞:田久保真見、作曲:杉本眞人、歌:あさみちゆき


うすい座布団 一枚で
地べたに座って 四十年
時が流れて 人が流れる
濁流うねる この都会(まち)で
流されまいと 流されまいと
小石のように うずくまる
靴を磨けば こころも晴れる
今日も元気に がんばって
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

こんな私に 出来たのは
一生懸命 生きること
秋の夕暮れ ひとつため息
赤チン色の 赤ちょうちん
一杯飲めば 一杯飲めば
人間なんて 立ち直る
靴の汚れは 心の汚れ
夢も磨けば また光る
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

明日はきっと 明日はきっと
いいことあるさ 大丈夫
つらい気持は 靴みりゃわかる
今日もあなたは がんばった
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地


 
次回は焼岳の報告をします060.gif

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by ryott-ryott | 2013-09-20 23:48 | 木曽御獄山