カテゴリ:大朝日岳( 1 )

強風を乗り越えて、梅雨明け間近の大朝日岳を行く

登山
旅行・地域

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 ブログが実態にまったく追いついていません。早いもので1週間以上あったお盆休みももう終わりです。お盆休みに行った北海道の大雪山・十勝岳・羊蹄山で日本百名山は97座を数えました。残りはあと3座です。黒部五郎岳、荒島岳、白山になります。9月以降の山の予定は以下のとおりです。

9月19日(土)~23日(水) 黒部五郎岳(日本百名山98座目)
10月 3日(土)~ 4日(日) 八幡平・岩手山
10月10日(土)~13日(火) 荒島岳・白山(日本百名山99・100座目)
10月31日(土)~11月1日(日) 本白根山・御飯岳



(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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 いつもこの欄では小学館「一日一話人物歳時記」から引用していますが、今日はこれまで何回か掲載した「村田英雄伝説」を載せます。この村田英雄伝説は2012年10月に九州の日本百名山に行ったときに浦安湯屋のともちゃんから聞いた話を文字に起こしたものです。年末に勇才さんに行ったときに、隣に座っていた年配の女性と歌謡曲の話になり、私が話した「村田英雄伝説」に大変な興味と感動を示して下さいました。再度、村田英雄伝説を掲載します。

 その昔、終生のライバルと言われた二人の浪曲師がいました。村田英雄と三波春夫です。三波春夫は1923年7月19日に現在の新潟県長岡市に生まれ、1939年16歳のときに浪曲師としてデビューします。その後、戦況悪化により三波春夫自身も1944年に陸軍に入隊し、満洲へ渡ります。三波春夫は満州で敗戦を迎え、ハバロフスクの捕虜収容所に送られて、4年間のシベリア抑留生活を送ることになりました。1949年に帰国し、浪曲師として再び活躍をはじめます。

 一方、村田英雄は1929年1月17日、現在の福岡県うきは市に生まれ、その後、唐津市へ移り、5歳のときに浪曲師酒井雲に弟子入りします。その後、村田英雄は13歳で真打に昇進し、14歳で酒井雲坊一座の座長も務め、九州の地方公演で活躍を続けます。
二人の浪曲師、三波春夫と村田英雄は浪曲の全国大会でたびたび激突することになります。しかし、いつも1位に輝くのは村田英雄であり、三波春夫は常に2番。三波はどうしても村田に勝つことはできませんでした。

 浪曲の世界では村田に勝つことが出来ないと悟った三波は、1957年に芸名を「三波春夫」と改めて、新規一転し歌謡界へとデビューします。するとどうでしょう、出す歌はすべて大ヒット。飛ぶ鳥を落とす勢いです。「お客様は神様です!」という有名なフレーズでも知られる通り、三波の天性の明るさが多くのファンを魅きつけました。

 三波の歌謡界での活躍を見ながら、村田は日本一の浪曲師を夢見て東京へ上京します。そして村田にも転機がやってきます。今や歌謡界のトップにまで上り詰めた三波春夫に歌で勝負できるのは村田しかいないと考えていた人物がいました。その人こそ、あの古賀政男です。古賀政男からの誘いに対して、最初、村田はためらいました。村田はすでに結婚もしており、果たして歌謡界でやっていけるのか迷ったそうです。浪曲の世界では常に自分がトップに君臨し、三波春夫にその座を譲ることがなかった、その三波が今や歌謡界で大活躍していることを目の当たりにし、ついに古賀政男からの歌謡界への誘いを受けることにしました。

 1958年、古賀政男とのコンビで最初に出したのが「無法松の一生」です。しかし、考えていたとおりにはうまくいかないもので、「無法松の一生」はまったくヒットしませんでした。三波春夫とは対照的に、村田英雄はヒット曲には恵まれませんでした。三波春夫が毎年のようにNHK紅白歌合戦でトリを務めているのに、村田英雄は紅白出場すら出来なかったのです。「やはり自分には歌謡界には向いていない、浪曲の世界に戻ろう。」と決心し、歌謡曲の師匠である古賀政男に歌謡界をやめたいと申し出ます。それを聞いた古賀政男は烈火のごとく激昂し、村田英雄を殴り蹴り、破門同然で古賀政男から縁を切られてしまいました。

 村田英雄と古賀政男のやりとりの一部始終を横目で見ていた作曲家がいました。失意の村田に手を差し伸べたのは、美空ひばりの「みだれ髪」でよく知られている船村徹でした。浪曲で鍛え上げた村田の重厚な声は古賀政男の曲調には合わないと、船村は考えていました。その村田に船村から贈った曲があの「王将」(作詞:西条八十)でした。王将は瞬く間に大ヒットします。最終的には300万枚を超え、戦後はじめてのミリオンセラーになったと言われています。しかも、この王将は1961年(昭和36年)と1962年(昭和37年)の2年連続NHK紅白歌合戦で歌われました。この船村徹の「王将」をきっかけに村田英雄は三波春夫と肩を並べる存在になりました。

 歌謡界で成功を収めた村田の公演会に、それを見守るひとりの男性の姿がありました。歌謡界に村田を引き入れた古賀政男です。古賀政男は自分が村田を歌謡界へ誘った責任を感じていたのでしょう。成功した村田の姿を見て、古賀政男は安心して帰って行ったと言います。

(浦安湯屋ともちゃんの「村田英雄伝説」より)

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 本論の山行ですが、7月24日(金)~26日(日)は大朝日岳に登りました。いつものようにいい歳りょうちゃんが写っている写真はすべてトミーさんのブログからもらいました。
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 初日は山形新幹線で山形駅まで行き、古寺鉱泉に前泊し、2日目は古寺鉱泉から大朝日岳を目指し、大朝日避難小屋に泊まり、3日目に下山の予定です。
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 山形県朝日町の天気予報は徐々に回復傾向の予定でしたが、初日の24日(金)は雨でした。古寺鉱泉は駐車場から約300 m離れています。駐車場には戻らないつもりで、必要なものを持って、古寺鉱泉朝陽館に入りました。今回山頂で宿泊する小屋は営業小屋ではないため、いい歳りょうちゃんもシラフを買って持って行きました。
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 朝陽館の夕飯。岩魚の塩焼きが出ました。
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 古寺鉱泉から大朝日岳山頂までのコースタイムは5時間35分で、地元の小学生は日帰りでピストンすることを考えると、今回避難小屋に1泊する行程はゆったり山行です。朝5時半に朝日館のおにぎり弁当を持って出発しました。いい歳りょうちゃんは出発前に朝陽館で食べてしまいました。
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 2日目。今日は雨が降っていて、先週の妙高山のような泥んこ山道を心配しましたが水はけがよく、とても歩きやすい登山道です。また古寺鉱泉から大朝日岳へ向かうコースには一服清水、三沢清水、銀玉水と3箇所も水場があり、水をたくさん背負っていく必要はありません。避難小屋の下にも金玉水があるそうです。
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 三沢清水で水を飲んだあと、古寺山へ。標高1500 m。今日は何も見えません。しかも風が強くなってきていました。トミーさんのお話では瞬間風速30 m/sはあるとのことでしたが、いい歳りょうちゃんは強風大歓迎です。涼しい風の中の登山となりました。
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 登りでは小朝日岳を巻いて、トラバースを進みました。写真は小朝日岳の断崖絶壁です。昭文社の地図には危険マークがついており、急坂路面注意と記載されています。通りたくないものです。
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 小朝日岳を過ぎてからはますます風は強くなっていきました。りょうちゃんの前を行く大先輩のY崎さん、A柳さんは強風にたいへん苦慮しているようでした。いい歳りょうちゃんにとっては扇風機の風ぐらいにしか感じませんでした。
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 3番目の水場、銀玉水(ぎんぎょくすい、登山者の中には「ぎんだますい」と言っている方もいました)。銀玉水をたっぷり飲んで、避難小屋で使用する水も汲んで、避難小屋へと向かいました。
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 予定では2日目に山頂に立つ予定でしたが、あまりの強風のため、翌朝に山頂へ行くことになりました。避難小屋はほぼ満室状態で、山形県や宮城県の登山者が多かったようです。
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(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)
わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(ダーク・ダックス/銀色の道)
銀色の道(作詞:塚田茂、作曲:宮川泰、歌:ダーク・ダックス、ザ・ピーナッツ)


遠い 遠い はるかな道は
冬の嵐が 吹いてるが
谷間の春は 花が咲いてる
ひとり ひとり 今日もひとり
銀色のはるかな道

ひとりひとり はるかな道は
つらいだろうが がんばろう
苦しい坂も 止まればさがる
続く 続く 明日も続く
銀色の はるかな道

続く 続く はるかな道を
暗い夜空を 迷わずに
ふたりの星よ 照らしておくれ
近い 近い 夜明けは近い
銀色の はるかな道
はるかな道 はるかな道

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 3日目。7月26日(日)の朝、強風はまだやみませんでした。天気予報では回復するはずなのですが、しばらく避難小屋で、強風がおさまるまで待機していました。強風のため山頂に行くことを断念して、下山する方もいらっしゃいました。私たちの隣にいた女性の登山者も今回はピークハントは回避して下山するとおっしゃっていました。何度も山頂には行っているので、今回行けなくてもいいそうです。私たちにも「行かないほうが身のためだ。」ともおっしゃっていました。
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 外の様子を見て、トミーさんが山頂に行くことを英断しました。Y崎さんは山頂にはいかず小屋で待っているとのこと。いい歳りょうちゃんは飛ばされることはないと思いましたが、A柳さんとりょうちゃんは風に飛ばされないように、トミーさんにロープでつながれて、山頂に向かいました。風が少し弱まってきたようでした。強風の中、山頂に到着。いい歳りょうちゃんは日本百名山94座目になりました。
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 小屋前のお花畑は風で花がしなっていました。
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 天気予報の言うとおり、徐々に回復してきました。今まで見えなかった登山道が見え始めました。
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 アオノツガザクラが咲いていました。
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 もう少しで小朝日岳が見えそうです。
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 登山道の横には雪渓がありました。昨日は見えませんでした。
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 銀玉水から見た小朝日岳、もう少しで見えそうです。
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 ついに小朝日岳がはっきりと見えました。
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 大朝日岳はまだ雲の中です。
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 こんな場所もありました。モデルがよくありません。
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 大朝日岳は見えませんでしたが、小朝日岳は常に見ての下山となりました。
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 下山では昨日回避した小朝日岳のピークに登りました。昭文社の地図には危険マークがついており、正直に登りたくありませんでしたが、登ってみると、どこが危険なのかわかりませんでした。
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 小朝日岳から見た大朝日岳。大朝日岳の後ろに大きな雲の塊があり、雲がどんどんと押し流れてきて、大朝日岳山頂部は雲の中です。
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 小朝日岳から見た古寺山方面。
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 小朝日岳から見た鳥原山方面。予定では鳥原山経由で下山することになっていましたが、小屋で待機したこともあり、コースタイムが短い古寺山経由で下山することになりました。
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 古寺山山頂から見た小朝日岳。大朝日岳はまだ雲の中で、今回その勇姿を見ることはできませんでした。
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 天気が回復して、暑さの中での下山となりました。水場に着くたびに水をたらふく飲みました。朝日岳は水をほとんど背負わずに登山できるいい山です。
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 古寺鉱泉に戻ってきました。
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 日帰り温泉で入浴し、山形新幹線に乗って東京に戻ってきました。



本田美奈子/恋のバカンス
作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰、歌:ザ・ピーナッツ

ためいきの出るような
あなたのくちづけに
甘い恋を夢みる
乙女ごころよ
金色にかがやく
熱い砂のうえに
裸で恋をしよう
人魚のように

陽にやけた ほほよせて
ささやいた約束は
二人だけの秘めごと
ためいきが出ちゃう
ああ恋のよろこびに
バラ色の月日よ
はじめてあなたを見た
恋のバカンス

陽にやけた ほほよせて
ささやいた約束は
二人だけの秘めごと
ためいきが出ちゃう
ああ恋のよろこびに
バラ色の月日よ
はじめてあなたを見た
恋のバカンス


 
次回は北海道の報告をします060.gif

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by ryott-ryott | 2015-08-17 20:53 | 大朝日岳 | Comments(2)