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木曽路は遥か山の中に、土砂降りの木曽御獄山を行く

登山

旅行・地域
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 9月7日(土)~8日(日)、先週の仙丈ヶ岳に引き続き、年老いた女王を引き連れて、山旅クラブで木曽御獄山に行ってきました。いつものように、いい歳、りょうちゃんが写っている写真はすべてトミーさんのブログからもらいました。
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 今日は東海道新幹線とワイドビュー特急しなのを乗り継いで木曽福島駅へと向かいます。東京は薄曇りで、途中青空も広がっていましたが、名古屋を過ぎたころには雨が降り始めていました。天気予報の天気図には、日本列島を縦断する秋雨前線が横たわっており、今回も青空の下での山登りは期待できませんでした。写真は名古屋駅のホームです。
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 トミーさんの交通案内では新宿から特急あずさに塩尻まで乗り、しなのに乗り換えて木曽福島駅までの行程となっていましたが、りょうちゃんは品川駅へのアクセスが近いため、名古屋経由で向かいました。所要時間はほぼ同じであり、品川→名古屋→木曽福島のほうが3500円ほど高くなります。
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 写真は名古屋駅で買ったみそかつ弁当です。
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 14時35分にJR木曽福島駅に着きました。いつものように、乗り心地抜群の高級リムジンカーを駅に配車してもらい、名ガイド兼名運転手のトミーさんが今日の宿泊先へと年老いた女王といい歳、りょうちゃんを案内してくれました。038.gif
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 今日の宿のホテル木曽温泉です。こんな雨にもかかわらず、今日は満室だったそうです。受付でおじさんが問い合わせの電話で断っていました。
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 ホテルで売っていた栗かぼちゃ。蒸して食べると、甘藷のように甘いかぼちゃです。
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 天気はよくありませんが、前泊の楽しみはやはりその宿の料理です。
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 岩魚の丸揚げ。頭から尻尾まで骨もすべて食べられます。年老いた女王もバリバリと食べていました。入れ歯ではないようです。037.gif
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 栄養を十分に補給し、温泉に入浴し、翌日に備えて就寝しました。
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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 安永4年(1775年)9月8日、俳人として有名な加賀の千代が亡くなりました。72歳です。加賀藩の資料によると、千代は元禄16年(1703年)、加賀国松任(まっとう)(現・石川県松任市)の表具師福増屋六兵衛の娘として生まれ、小さいころから俳句に興味をもって、句作に励んでいたといいます。

 18歳のとき、加賀藩足軽福田満八に嫁ぎ、一子をもうけますが、結婚7年目で夫が病死し、翌年子どもも失って、松任の実家にもどってきました。以後、俳諧一筋に生き、宝暦4年、52歳のとき出家して俳号を素園と改めました。

   朝顔につるべとられて貰い水 千代女

 加賀の千代というと、まっ先に思い出されるおなじみの句です。

 私たち日本人にとっては、朝顔という花が、つかの間の生命であることを知っているだけに、その可憐な花をいとおしむ、千代の心に共感を覚えるせいでしょうか。江戸の川柳子は早速これを材料にしています。

   来年はつるべをよけてたねを植え

 千代の句でで、同じように有名な句があります。

   しぶかろか知らねど柿の初ちぎり
   起きて見つ寝て見つ蚊帳の広さかな

 最初のは、結婚初夜に詠んだもの、あとの句は夫と死別したときに詠んだものとされています。

 しかし、この二つの句は、いずれも千代の句ではないと主張する説が最近出てきました。やはり江戸の川柳子たちの作なんでしょうか。

(小学館「一日一話人物歳時記」より)

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 9月8日(日)、今日は木曽御嶽山に登ります。午前7時過ぎに朝食を食べて、ロープウェイの駅まで雨具を着て向かいました。天気予報通り、結構な雨足でした。ロープウェイ駅の駐車場には何台か車が停まっており、それを見た年老いた女王は「バカがいる!」と罵るようにおっしゃっていました。037.gif
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 山頂は10 ℃前後のようです。
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 ロープウェイ駅の隣はお花畑ですが、花は雨に濡れていました。
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 8時25分、ロープウェイに乗って7合目まで登ります。
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 7合目の駅には私たちのほかに何名か登山者がいましたが、強まる雨に出発を躊躇していました。8時47分に予定通り、歩き始めました。そしてロープウェイの駅にいた人がホラ貝を吹いて送り出してくれました。038.gif
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 ロープウェイがなかった頃、この登山道を7合目まで登ってきたそうです。
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 歩き始めて10分も経たないうちに、山小屋で力餅を食べることにしました。年老いた女王はのどに餅を詰まらせることなく無事に食べ終えていました。041.gif
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 普段は小さな小川だそうですが、轟音をたてて流れていました。落ちたら死にそうです。
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 木道の登山道が8合目の女人堂まで延々と続きます。
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 午前10時10分、8合目の女人堂に到着しました。かつては木曽御嶽山は女人禁制の山であり、女性はこの女人堂で足止めをされたそうです。今日は女性は一人もいないので、その当時でも同じメンバーなら登れたと思います。037.gif
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 8合目からは神の領域に入り、あちらこちらで仏像が祀られていました。
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 女人堂から樹林帯を抜けて森林限界の登山道を歩いていきます。大雨のため登山道は小川になっていました。
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 中腹から見た女人堂。
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 他の山とちがい、御嶽山は一種独特の雰囲気があります。御獄山の名前の由来は、修験者たちが敬意を込めて「王の御嶽(みたけ)」とかつて呼んでいました。それが「王嶽(おうだけ)」になり、「御獄(おんたけ)」になったといいます。
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 鳥居をくぐって登山を続けます。
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 仏像と同じ顔をしています。
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 雨は一向にやむ気配はありません。森林限界を過ぎて火山帯らしい風景になってきました。
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 上を見上げると石室山荘が建っていました。
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 ようやく9合目を通過。午前11時37分。
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 再び鳥居と仏像が建っていました。
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 この階段を登れば山頂にたどり着きます。
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 激しい雨の中、12時19分、御嶽山の山頂に到着しました。標高3067 mで、日本では14番目に高い山です。いい歳、りょうちゃん、日本百名山69座目になりました。しかし、今週も展望はありませんでした。
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 山頂で記念撮影後、さっさと下山を開始しました。
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(掘六平/わさびの花の咲く頃)

(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)

わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(あづみ野うたごえ喫茶/あの素晴らしい愛をもう一度)

あの素晴らしい愛をもう一度(作詞:北山修、作曲:加藤和彦、歌:dicot)

夜が
命かけてと誓った日から
素敵な思い出残してきたのに
あの時同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤トンボの唄をうたった空は
なんにも変わってないけれど
あの時ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるよ
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

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 階段下にある剣ヶ峰山荘で小休憩を取りました。みんなずぶ濡れで、いい歳、りょうちゃんは右の靴の中が濡れてしまっていました。
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 さらに下山を続けます。晴れていれば、この場所からもニノ池が見えるそうです。またその近くのは賽の河原もあり、いずれ行くであろうその場所を一目見たかったものです。年老いた女王はそんなに遠くないうちに行くことになるでしょう。037.gif
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 遠くから見るとマクドナルドのマークに見えました。
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 下りのときのほうが、登りに比べると少し視界が良くなっていました。
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 石室山荘もよく見えます。
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 御嶽山の「オンタデ」です。雨に打たれて少しくたびれています。
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 黒い斜面に黄色い植物がよく映えています。
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 再び鐘を鳴らしました。
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 白玉の実。
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 コケモモの実。
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 ナナカマドの実。
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 ナナカマドのトンネルを下山します。
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 オトギリソウが雨にたっぷりと濡れています。
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 女人堂まで戻ってきました。14時15分。
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 あとはひたすらに下っていきます。
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 15時27分にロープウェイに戻ってきました。
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 宿泊した宿の木曽福島ホテルで入浴しました。なんと今週も下山後に青空が広がってきました。
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 入浴後、木曽福島駅までリムジンカーで送ってもらい、りょうちゃんは名古屋経由で東京に帰りました。次回、年老いた女王に会うのは巻機山のようです。
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新橋二丁目七番地
作詞:田久保真見、作曲:杉本眞人、歌:あさみちゆき


うすい座布団 一枚で
地べたに座って 四十年
時が流れて 人が流れる
濁流うねる この都会(まち)で
流されまいと 流されまいと
小石のように うずくまる
靴を磨けば こころも晴れる
今日も元気に がんばって
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

こんな私に 出来たのは
一生懸命 生きること
秋の夕暮れ ひとつため息
赤チン色の 赤ちょうちん
一杯飲めば 一杯飲めば
人間なんて 立ち直る
靴の汚れは 心の汚れ
夢も磨けば また光る
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

明日はきっと 明日はきっと
いいことあるさ 大丈夫
つらい気持は 靴みりゃわかる
今日もあなたは がんばった
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地


 
次回は焼岳の報告をします060.gif

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by ryott-ryott | 2013-09-20 23:48 | 木曽御獄山 | Comments(0)

南アルプスの女王に拝謁、花の百名山・仙丈ヶ岳を行く

登山

旅行・地域
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 8月31日(土)~9月1日(日)、山旅クラブで仙丈ヶ岳に行ってきました。昨年の9月に甲斐駒ケ岳と仙丈ヶ岳へと出かけましたが、台風の速い北上により、2日目に予定していた仙丈ヶ岳の登頂は断念しました。あれから約1年、再び仙丈ヶ岳へと出かけました。いつものように、いい歳、りょうちゃんが写っている写真はトミーさんのブログからもらいました。
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 しかし今年も台風15号が北上しており、山行は中止かと思いましたが、北上の速度が遅くなり、温帯低気圧へ変わるとの予報から、台風15号の間隙を縫って仙丈ヶ岳へと登ることになりました。
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 8月31日(土)は特急あずさに乗って甲府へ行き、バスを乗り継いで、広河原から北沢峠と向かいました。台風が接近中で特急あずさはガラガラに空いていると思いましたが、ほぼ満席でした。
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 車窓から見た甲府盆地。土曜日はまだ晴れていて、最高気温30 ℃以上の予報でした。058.gif
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 甲府から広河原行きのバスに乗ります。甲府から広河原までは約2時間かかり、料金は2000円です。写真は広河原のインフォメーションセンターです。
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 広河原からバスを乗り換えて、南アルプス林道を通って北沢峠へと向かいます。所要時間は25分、料金は750円です。バスの車窓からは南アルプスの山々と野呂川を見ることができます。土曜日はまだ甲斐駒ケ岳が見えており、バスのナレーションで甲斐駒ケ岳は「山の團十郎」と呼ばれているとの説明がありました。
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 13時05分、北沢峠に到着しました。これから薮沢新道を登って馬の背ヒュッテへと向かいます。
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 大平山荘(おおだいらさんそう)前を通過、生ビールが飲めるようです。068.gif
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 サラシナショウマが咲いていました。
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 日本二百名山の鋸岳が見えました。
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 昨年登った摩利支天が見えます。甲斐駒ケ岳の山頂は煙っていました。
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 いよいよ薮沢新道へと入っていきます。沢沿いに馬の背まで登ります。
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 仙丈ヶ岳は花の百名山と言われる通り、花の季節を過ぎた今でも多くの花が咲いていました。写真はオトギリソウ。オトギリソウは薬草として使われており、その秘薬を漏らした弟を斬り殺したこと故事から、この名前がつけられています。オトギリソウの成分には抗うつの効能があるそうです。
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 ハクサンシャジン(白山沙参)。ツリガネニンジンとも呼ばれています。ヒメシャジン、ミヤマシャジンもあります。漢方薬として去痰、鎮咳、強壮剤として使われているそうです。
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 ナデシコ。大和撫子という言葉があるように、「なでしこ」とは美しい女性を指します。今日の参加者にはそういう人はいませんでした。041.gif
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 マルバタケブキ。大柄な花であまり綺麗ではありません。トミーさんの奥様も「あまり綺麗でない。」とおっしゃっていました。花も女性も大柄ではなく、可憐なほうがいいですね。037.gif038.gif
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 センジュガンピ(千手岩菲)。この花もナデシコの仲間です。
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 トリカブト。以前、礼文島に行ったときに花のガイドさんからトリカブトには植物全体に毒があり、匂いにも毒があると聞きました。トリカブトの花の中に頭を突っ込んで蜜を飲んでいるハチは大丈夫なんでしょうか。
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 シシウド。すこしピンク色になっています。シシウドは花が咲き終わると赤く変化するそうです。
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 ミソガワソウ(味噌川草)。シソの仲間で、木曽の味噌川に自生していることから、この名前がついています。
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 徐々に傾斜の勾配がきつくなっていきました。
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 ハクサンフウロ。
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 コゴメグサ。
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 16時00分、馬の背ヒュッテに到着。
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 馬の背ヒュッテの食堂。とても綺麗な山荘です。台風15号の影響でキャンセルが相次ぎ、定員140名のところ、土曜日の宿泊者はわれわれ7名と、2名のご夫婦、合計9名だけでした。大きな部屋にはすでに7名分の布団が間隔をあけて敷かれていました。馬の背ヒュッテを貸切状態です。038.gif
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 写真は高く積み上げられた布団の山で、それだけ土曜日は宿泊者がいなかったということです。
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 夕飯まで生ビールと日本酒を飲みました。今日は、サイドビジネスとして米問屋を営んでいる木之さんが来ると聞いたので、おつまみを多めに持って行きましたが、馬の背ヒュッテでは枝豆が売っていました。038.gif
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 夕飯は定番のカレーライスでした。
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 人数が少ないので、馬の背ヒュッテのご主人がゼリーを出してくれました。この馬の背ヒュッテは個人経営であり、現在のご主人は3代目だということです。3000 mを越える山は日本には20あり、仙丈ヶ岳3033mは18番目だそうです。そのほかに3000 mを越えている山が5つありますが、この20の中には数えられていないということを話してくださいました。
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 翌朝、馬の背ヒュッテの前で3代目ご主人と記念撮影を撮りました。参加者みんなで撮った写真は馬の背ヒュッテのブログにも掲載されています。038.gif
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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詩の天職こそ偉大である。陽気なものにせよ、悲しげなるものにせよ、常に詩は自らのうちに、理想を追う神の如き性格を持っている。詩は事実に異をたてることを止めない。

さもなくば亡びるのは他にないのだ。牢獄で、詩は暴動となる。病院の窓辺で、詩は平癒の燃ゆる希望だ。いたんだ屋根裏の部屋で、詩は仙女のように、豪奢に優雅に身を飾る。

詩はたんに確認するだけでない。たてなおすのだ。どこでも詩は不正の否定となる。
(『ピエール・デュポン詩歌集』への序)
この序文を書いたシャルル・ボードレールは、フランス象徴派の詩人、近代叙情詩の開祖といわれる人です。

1821年に生まれました。実父の遺産を受け継ぎ、若くして反抗的な放縦(ほうじゅう)の生活を過ごし、ついに刺激を求めて阿片を常用して、感性を荒ませ、悪の中から美を抽き出す意図で、36歳のとき詩集「悪の華」を出しました。

しかし、この詩集は当時、風俗を乱すとして発禁処分になりました。そのために彼の悪魔主義的思想が新鮮なものとして世の注目を集めました。

彼はその後、自分の行為に対して絶えず良心の呵責に悩みながら、次第に非感動的な、斬新な、音楽的な叙情詩の世界に没入して、1867年8月31日、46歳の生涯を閉じました。

病的な天才詩人の一人だったのでしょう。「悪の華」のほか、「パリの憂鬱」、散文の「若き魅惑者」「ラ・ファンファルロ」が有名です。彼は詩人としての才能はもちろん、美術批評家としても一流の評価を与えられています。

(小学館「一日一話人物歳時記」より)

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 9月1日(日)、午前6時すぎ、馬の背ヒュッテに別れを告げて、仙丈ヶ岳の山頂へと向かいます。馬の背ヒュッテから約10分で尾根へと出ます。しかしながら、前線と台風の残り雲がかかっており、何も見ることはできず、白い霧の中を進みます。皆さん、心眼を以て、周囲の景色を楽しんでいました。038.gif
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 雨が降ってきたので、仙丈小屋で少し休憩しました。雨も小雨であったので、直ぐに山頂を目指して出発しました。
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 山頂を間近にして、ライチョウに会うことができました。南アルプスのライチョウも人を見ても全く逃げようとしません。勇才さんに捕まって食べられてしまうわけです。037.gif
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 午前8時05分、トミーさんが年老いた女王たちを引き連れて、仙丈ヶ岳の山頂に到着し、南アルプスの女王に拝謁しました。標高3033 m。いい歳、りょうちゃん、日本百名山68座目になりました。北海道の利尻山へ行ったときに、山の神様は女性で、山にもの凄い美女が入ってくると、山の神様はヤキモチを焼いて荒天とし、美女の入山を拒むという伝説を聞いたことがあります。仙丈ヶ岳は南アルプスの女王と言われるくらいなので、その山の神様も女性であること間違いありません。今回、私たちが山頂を踏むことができたのはグループに美女が一人もいなかったためだと思います。041.gif
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 仙丈ヶ岳の三角点。
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 今日は木之さんと記念撮影。
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 イワベンケイが真っ赤になっていました。
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 ウラシマツツジも真っ赤です。
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 女王陛下に別れを告げて、小仙丈ヶ岳へと向かいます。ちょっとした岩場が2ヵ所ありました。
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 午前9時27分、小仙丈ヶ岳に到着。標高2855 m。雨も止み、雨具の上着を脱ぎました。
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 ナナカマドの実、黒く熟すると、甘い味がして食べられるそうです。木之さんが教えてくれました。
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 尾根づたいに下山をしていきます。樹林帯を目前にして、徐々に雲が取れてきました。
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 あとは北沢峠に向かってひたすらに下山するだけです。5合目、大滝頭に午前10時12分に到着。
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 午前10時38分、4合目を通過。
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 午前11時19分、2合目を通過。
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 木の間から、栗沢山が見えます。
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 午前11時50分。北沢峠に到着しました。
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(掘六平/わさびの花の咲く頃)

(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)

わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)

わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村

腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村

初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村



(あづみ野うたごえ喫茶/あの素晴らしい愛をもう一度)

あの素晴らしい愛をもう一度(作詞:北山修、作曲:加藤和彦、歌:dicot)

夜が
命かけてと誓った日から
素敵な思い出残してきたのに
あの時同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

赤トンボの唄をうたった空は
なんにも変わってないけれど
あの時ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

広い荒野にぽつんといるよ
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

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広河原行きのバスは13時30分発であり、乗合タクシーもないというので、昨年宿泊した長衛荘でお昼ご飯を食べることにしました。
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 昨年は台風の接近で慌ただしくバスに乗り込み、スープカレーを食べることができなかったので、生ビールとスープカレーを注文しました。長衛荘には、このスープカレーはテレビの取材を受けたことがあると書いてありました。
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 「長衛荘」という名称は今年限りで、来年からその名称を刷新するとのことです。現在、名前を募集中とのことです。
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 広河原から甲府行きのバスに乗り、東京への帰路につきました。

 いい歳、りょうちゃんの9月以降の予定は以下のとおりです。

  9月 7日(土)~ 8日(日) 木曽御獄山(山旅クラブ)
  9月14日(土)~16日(月) 奥穂高岳・前穂高岳(山旅クラブ)
  9月21日(土)~23日(月) 五竜岳(トラベルギャラリー)
  9月25日(火)      三壁山~エビ山(歩みの会)
  9月28日(土)~29日(日) 赤岳(山旅クラブ)
 10月 5日(土)~ 6日(日) 平ヶ岳(山旅クラブ)
 10月12日(土)~14日(月) 登山をお休み
 10月19日(土)~20日(日) 巻機山(山旅クラブ)
 10月26日(土)~27日(日) 両神山(山旅クラブ)
 10月28日(月)      尼が禿山・迦葉山(歩みの会)
 10月30日(水)      歩みの会総会
 11月 1日(金)~ 4日(月) 石槌山・剣山・大山(トラベルギャラリー)
 11月21日(木)      足柄山~金時山(歩みの会)
 11月23日(土)      同窓会
 11月30日(土)~12月2日(月)霧島山・開聞岳・高千穂峰(トラベルギャラリー)



新橋二丁目七番地
作詞:田久保真見、作曲:杉本眞人、歌:あさみちゆき


うすい座布団 一枚で
地べたに座って 四十年
時が流れて 人が流れる
濁流うねる この都会(まち)で
流されまいと 流されまいと
小石のように うずくまる
靴を磨けば こころも晴れる
今日も元気に がんばって
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

こんな私に 出来たのは
一生懸命 生きること
秋の夕暮れ ひとつため息
赤チン色の 赤ちょうちん
一杯飲めば 一杯飲めば
人間なんて 立ち直る
靴の汚れは 心の汚れ
夢も磨けば また光る
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地

明日はきっと 明日はきっと
いいことあるさ 大丈夫
つらい気持は 靴みりゃわかる
今日もあなたは がんばった
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地


 
来週は御嶽山に行ってきます060.gif

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by ryott-ryott | 2013-09-03 22:53 | 仙丈ヶ岳 | Comments(0)