噴煙上げる上高地の前衛、嵐迫る焼岳を行く

登山

旅行・地域
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 最近、またブログが実態に追いついていません。近況をお話しておきますと9月28日(土)から1週間仕事の都合でスペインのバルセロナに出かけており、その間に申し込んでいた赤岳と平ヶ岳は残念ながらキャンセルしました。仕事の合間にバルセロナの名所を観光しましたので、また後日に報告します。
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 さた9月1回目3連休、9月14日(土)~16日(月)は上高地へ行ってきました。山旅クラブで前穂高から奥穂高の縦走をするためです。しかしながら、この週末は台風18号が日本列島に迫っており、今回の山行は中止も仕方がないと思っていましたが、名ガイドのトミーさんからは中止の連絡はなく、特急あずさに乗って、松本駅へと向かいました。台風が迫っているにもかかわらず、3連休の初日の新宿駅は多くの人が行き交い、特急あずさ号もほぼ満席でした。いつものように、いい歳、りょうちゃんが写っている写真はすべてトミーさんのブログからもらいました。
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 松本駅ではいつものように乗り心地抜群の高級リムジンカーが配車され、松本駅から沢渡駐車場へ行き、そこでタクシーに乗り換えて、本日の宿になる上高地アルプス山荘へ向かいました。
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 この山荘は一般の登山客は宿泊することはできません。ガイドさんと同伴でなければ泊まることができません。昔は林野庁の保養所として使われていたそうですが、今年の5月から公益財団法人 日本山岳ガイド協会が経営する宿泊所として開業されました。とてもきれいな宿泊施設で山荘というより上高地の高級なホテルと言ってもいいでしょう。1泊2食付きでガイドさんは7500円、同伴者は11500円です。写真は山荘の中の様子です。
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 アルプス山荘の談話室。
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 アルプス山荘の食堂。
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 山荘の高級感ぶりにも驚きましたが、もう1つ驚いたことがあります。受付でトミーさんが提示しているガイド証の顔写真を見ると、なんとトミーさんの頭には黒々とした髪の毛がたっぷり写っていました。髪の毛の量だけは現在のお姿とはまるで別人でした。その写真は約6年前のものだということですが、わずか6年で小遊三師匠のヘアスタイルになってしまうのかと驚かされました。本人がおっしゃるには、最近、気苦労をかけさせられる客が来るため、髪が焼岳のように後退してしまったそうです。一体、そのお客とは誰なんでしょうか。そして私たちが泊まることになった部屋は「焼岳」でした。037.gif
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 明日以降の天気を気にかけながら、とりあえず初日は上高地の散策を予定通り行いました。お昼ご飯はバスターミナルの食堂で岩魚の天ぷら定食を食べました。
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 美味しそうなお酒も売っていました。散策の帰りに買って、宿で飲むことをたくらんでいました。
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 梓川沿いに明神池を目指して散策しました。
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 穂岳連峰も厚い雲の中に煙っており、明日以降の登山がとても心配でした。
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 台風が来るというのに、かっぱ橋はたくさんの人で賑わっていました。
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 かっぱ橋から見た日本百名山の焼岳。
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 翌日、この登山口から標高差1700 mを登山する予定でした。
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 向こうに明神橋が見えます。
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 明神岳一体は神社になっています。穂高神社で、明神岳は神様が鎮座する場所であり、その神様が降りてくる場所という意味で「神降地」と書き、「上高地」になりました。かつてはこの明神岳の一帯が「上高地」と言われていたようです。
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 上条嘉門次の碑。あのウエストンを案内した日本山岳ガイドの元祖です。
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 明神池。この明神池には40 cm以上の岩魚がたくさんいると聞いていましたが、この日は多くは泳いでいませんでした。
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 あすの登山の無事を祈ります。
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 明神橋から見た明神岳。
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 梓川沿いから見た穂高連峰。
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 焼岳にも雲がかかってきました。
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 散策を終えて、バスターミナルで日本酒を買って、上高地アルプス山荘に戻ってきました。残念ながら上高地アルプス山荘は日本酒を売っていません。宿に戻り、天気予報で天気を確認すると、台風18号の影響で翌日、翌々日は雨の予報でした。風雨の中の前穂高~奥穂高の縦走は大変に危険であるため、奥穂高岳は断念することになりました。上高地にはもうひとつの日本百名山、焼岳があり、コースタイムから日帰りが可能です。幸いにして、いい歳、りょうちゃんも、A柳さんも焼岳にはまだ登ったことがないため、焼岳ピストンに変更になりました。038.gif
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 上高地アルプス山荘の夕飯。とても豪華で、帝国ホテルをライバルとして向こうに回しているそうです。写真は前菜。
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 メインディッシュ。
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 デザートまで出ました。
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(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)

ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)

もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう

もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう

もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう

もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

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 家康か三成か、天下分け目の関ヶ原の合戦は、慶長5年(1600年)9月15日に行われました。関が原を舞台に、徳川家康率いる東軍と、石田三成指揮する西軍とが衝突し、激闘6時間、ついに東軍が大勝、西軍惨敗の結果に終わりました。

 これにより徳川300年、太平の世の幕が切って落とされたことは、ご承知のとおりです。この戦い、後世の史家によれば、両軍の勢力は、当初東軍7万5000、西軍8万2000で、兵力、地の利とも、状況的には西軍有利の態勢でした。

 しかし、結果は逆でした。理由は総指揮官の統率力の違いです。大合戦になれば、どうしても武官派と文官派では、作戦指導に差が生じます。家康は実戦経験豊富ですし、参戦する武将の心理もよく心得ています。

 治部少輔と呼ばれた石田三成は、13歳のとき小姓として秀吉に仕えた側近内務畑の文官的武将です。戦術については宇喜多秀家にまかせましたが、決断がにぶく、みすみす勝機を逸してしまいました。

 参加した武将たちが、統率者に対する信頼が薄く、お互いが疑心暗鬼の烏合の衆ですから、戦意が上がるはずがありません。三成の人望のなさは、同じ豊臣恩顧の大名の多くが三成につかず、家康についたことでよくわかります。

 敗れたあと三成は捕らえられて六条河原で斬られる寸前に、警護の者が干柿を与えようとしました。三成は「からだに悪い」と断りました。警護の者は「すぐに首をはねられるのに」と笑いました。

 三成は「大義を志す者は、死の直前まで命を惜しみ、なんとか本意を達したいと思うものよ」と答えたといいます。三成らしい発言です。

(小学館「一日一話人物歳時記」より)

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 当初は奥穂高に登るため朝食はなく、朝6時に宿を出発しました。まだ雨は降っていませんでした。梓川に沿って焼岳の登山口に向かいます。
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 田代橋から見た焼岳。頭髪が焼岳のようになってしまったトミーさんも写っています。
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 焼岳登山口に6時40分に着きました。いよいよ山の中に入っていきます。
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 しばらくは樹林帯が続きます。
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 木々の間から時々焼岳が見えました。
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 徐々に勾配も上がって行きます。
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 樹林帯の終わりが近づくにつれ、危険そうな梯子が現れ始めました。
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 雲に煙る焼岳の山頂部分が見えます。
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 樹林帯の最後に長い梯子がありました。
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 梯子を登りきると、すぐに焼岳小屋がありました。午前9時00分。焼岳小屋には西穂から来たという大阪のおばちゃんたちがワイワイさわいでいました。
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 焼岳展望台。先週の木曽御嶽山同様、何も見えません。
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 ゴロゴロとした火山弾が転がっている岩場を山頂目指して登っていきます。
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 10時30分山頂直下につきました。ここをひと登りすれば、焼岳の山頂です。山頂の下からは硫黄が吹き出ていました。
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 そして一瞬ですが雲が切れて、登攀禁止の南峰が見えました。焼岳は南峰の標高が北峰より高くなっています。その標高は2455 mです。
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 北峰に登山者がいるのが見えました。
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 10時37分、焼岳の北峰に到着しました。標高2393 m。いい歳、りょうちゃん、日本百名山70座目になりました。
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 台風が迫っているにもかかわらず、山頂には十数人のクラブツーリズムのパーティーがいました。その後も多くの登山者が、この焼岳の山頂を目指して、登ってきました。皆さんも奥穂高から焼岳に変更したのでしょうか。
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 山頂にいたパーティーが下山していきます。大阪のおばちゃんたちがそのあとに登ってきて、山頂で万歳をしていました。
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 私たちも下山しますが山頂直下のちょっとした岩場はすれちがいで大渋滞でした。台風が迫っている山とは思えません。
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 クラブツーリズムの方々は中ノ湯温泉のほうへ下山していきました。
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 焼岳展望台の手前でもたくさんの登山者が登ってきました。
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 コケモモの実。トムラウシ以来食べる気になれません。
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 一面にきれいなコケが生えていました。
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 アザミの花。
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 朝は見えませんでしたが、下のほうに焼岳の噴火でできた大正池が見えます。
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 雲が切れて、周囲の山々も見えました。台風はどこへ行ってしまったんでしょうか。あるいは台風の目の中にいるのでしょうか。
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 ゴゼンタチバナの実。
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 リンドウ。
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 焼岳小屋に戻ってきました。12時10分。
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 天気が回復傾向のようです。奥穂高に行けばよかったかもしれません。
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 焼岳最大の難所、長い梯子を降りていきます。梯子にいるのは、危険なところ、高いところが好きだというトミーさんの変わり者の奥様。
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 大阪のおばちゃんたちも梯子を降りていました。
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 あとはひたすらに下山するだけです。樹林帯まで降りてきました。
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 14時00分、登山口に戻ってきました。
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 下山後、ウエストンのレリーフを見に行きました。イギリス人宣教師ウォルター・ウエストンは上高地を訪れ、地元の山案内人の上条嘉門次とともに北アルプスを開拓し、世界に紹介した人物です。
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 梓川のほとりで記念撮影。焼岳の山頂がはっきり見えています。
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 穂高もはっきり見えています。
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 六百山と三本槍。
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 梓川からの風景を楽しみながら、上高地アルプス山荘に戻ってきました。今日も宿泊で連泊になります。
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 焼岳登頂を祝って、赤ワインでみんなで乾杯しました。069.gif
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 今日の夕飯も美味しいものばかりでした。こんないいものばかりを食べていたら、山小屋での食事はのどを通らなくなります。
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 生ハムとチーズの盛り合わせ。
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 ピカタ。
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 ビーフシチュー。
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 デザート。
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 翌朝の朝食。
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 3連休最終日は夜中から雨が降り始め、出発の頃には土砂降りでした。奥穂高に行っていたら帰れなかったでしょう。前日の夜、NHKニュースで特急あずさが運休するとの報道がありました。長野新幹線は動いていたので、トミーさんに軽井沢駅まで送っていただきました。写真は食堂で台風のニュースに耳を傾けるトミー夫妻。
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 軽井沢駅前も土砂降り。
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 駅のホームも横殴りの雨が吹き付けて、ホームに出ていくことができませんでした。しかしながら長野新幹線はダイヤ通りに軽井沢駅に到着し、東京へと帰ることができました。東京に帰ってきてからは、雨の峠は過ぎていましたが、在来線のほとんどはダイヤが乱れており、迂回路を通って最寄駅まで戻ってきました。あんな土砂降りの雨でもダイヤ通りに運行する長野新幹線は立派だと思います。
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次回は五竜岳の報告をします。060.gif

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# by ryott-ryott | 2013-10-14 12:50 | 焼岳