旅行・地域

今週は日曜日から晴れ間の少ない1週間になりそうですが、先週は気温も高く、おおむね晴天の1週間でありました。金曜日に久しぶりに勤め帰りに葛西臨海公園まで行き、夕日の写真を撮って来ました。







また5月のGW最終日は東京タワーからの夕景、その翌日9日は勤め帰りに豊洲での夕景を撮影して来ました。5月20日の葛西臨海公園も含めて、東京夕陽スポットをまとめてレポートします。



5月8日(日)は神楽坂に高校のときの担任の先生の回顧展を見に行ったことはすでに報告しました。その帰りに東京タワーへ行き、夕方、展望台から夕景を見てきました。東京タワーはJR浜松町駅から増上寺の方へ向かって徒歩で20分程度でしょうか。夕日を見に行くことは、その日の15時くらいの空を見て決めます。朝に雲ひとつない晴天でも、夕方ににわかに掻き曇り、夕陽が見えないことは何度も経験しています。また「あきらめないことも大切」で、この曇り空では夕陽が見ることはできないだろうと思っていても、日の入り直前に雲が切れて、夕陽が見れることもあります。基本的に「あきらめは禁物」なのです。


2011年5月8日東京タワー特別展望台(250 m)から撮影。




太陽が沈む位置は当然ながら、季節によって移動します。東京タワーや六本木ヒルズのスカイデッキから見る夕陽はほぼ季節に寄らず、見ることができます。六本木ヒルズではカバンなどはロッカーに入れて、必要最小限のものしかスカイデッキに持ち込めません。三脚ももちろん持ち込むことはできません。しかしながら東京タワーと六本木ヒルズスカイデッキの高見から見た夕陽はいずれも同じ風景だというのが私の感想です。


2010年12月4日六本木ヒルズスカイデッキから撮影。



夕陽を見るには、空が大きく見える位置、地平線や水平線を見下ろす位置でなく、ほぼ同じくらいの高さでみることが綺麗な夕陽を見るポイントです。東京近郊で勤め帰りにすぐに見に行くことができるスポットは、豊洲、お台場海浜公園、葛西臨海公園の3つでしょう。季節によっても違います。これから夏至に向かって太陽の沈む位置は北側へ寄って来ます。5月9日は豊洲に行きました。豊洲駅から徒歩で約10分、ららぽーと豊洲の中庭の広場から真正面に晴海大橋、その向こうにレインボーブリッジが見えます。その中庭から晴海トリトンと晴海ビュータワーの間に、ビルの中に沈む夕陽を見ることができますが、ビルの高さがあるため、夕陽として撮るには太陽が明るすぎます。豊洲の場合は太陽の沈む位置が南側へ寄る冬に撮影すれば、きれいな夕陽を撮ることができると思います。冬に豊洲からレインボーブリッジの方に沈む夕陽をそのうち撮りに行きたいと思います。


2011年5月9日豊洲・ららぽーと豊洲の中庭広場から撮影。


これからの季節で夕陽がきれいの撮ることができるのは、お台場海浜公園の方ではないでしょうか。お台場海浜公園は豊洲とは逆に南側にビルがあるので、太陽が北側に寄る5月以降、夏至を通過して8月くらいまではビルの合間に沈みゆく太陽を見ることができます。

2010年5月17日お台場海浜公園から撮影。



2010年7月20日お台場海浜公園から撮影。




(中島みゆき/宙船)
宙船(作詞、作曲:中島みゆき、歌:中島みゆき)
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか
その船は今どこで ボロボロに進んでいるのか
流されてまいと逆らいながら
船は挑み 船は傷み
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
その船は自らを宙船(そらふね)と 忘れているのか
その船は舞い上がるその時を 忘れているのか
地平の果て 水平の果て
そこは船の離陸地点
すべての港が灯りを消して黙り込んでも
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ
何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

福井の永平寺は、曹洞宗の大本山です。ここでは毎年5月23日から6月12日まで「眼蔵会」が開かれます。開祖道元禅師の書かれた『正法眼蔵』(しょうほうげんぞう)を講讃する法会です。
開祖道元は正治2年(1200年)4月2日に生まれました。道元の父は、内大臣久我通親(くがみちちか)、母は関白藤原基房(もとふさ)の娘です。道元3歳のとき父を、8歳のときに母を失いました。この母の死が、幼な心にも出家を決意させたのでしょう。道元はこう述べています。「即ち高雄寺にて香烟の上るのを見て、生滅無常を悟り、それより発心す。」(『伝承録』)
両親を失った道元は、13歳のとき伯父の養家先を出、比叡山にいた良顕法眼のもとに走り、その世話で般若谷の千光房に入山します。臨済宗の開祖になった栄西禅師の指導を受けましたが、道元は天台教学にあきたりず、24歳の春、仲間数人とともに中国に渡ります。
中国では長翁山の如浄禅師について、臨済宗の本義を学びます。やがて日本に帰り、有名な『正法眼蔵』を書き上げ、“禅”の修行に励みます。
「仏道をならうというは、自己をならうなり。自己をならうというは、自己をわするるなり。自己をわするるというは、万法に証せらるるなり。万法に証せらるるというは、自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり・・・・・」(『正法眼蔵』より)
“身心脱落”それが禅であり、その修業が座禅です。“只管打坐”(しかんたざ)ともいいます。
道元は率先垂範“只管打坐”に徹し、建長5年(1253年)8月28日、53歳で遷化しました。仏性伝東国師、承陽大師号を下賜されました。
(小学館「一日一話人物歳時記」より)

(映画「岳」予告編)
あの太陽が、この世界を照らし続けるように。
(作詞、作曲:小渕健太郎)

どんな悲しみにも ひとつの意味を注ぐように
世界中の夜に 朝を連れてくる太陽
ぼくは彷徨ってた 生きる意味を探して
君に出逢うまでの僕じゃ あの壁は越せない
この手は君を守るため この瞳は君を探すため
こころは君を愛すため この命は君と生きるため
ぼくに生きる意味をくれた その微笑み
人ごみに紛れて 逃げ出すのは容易くとも
一人きりの夜に 孤独から逃げ出せない
ガラス玉のような心を抱え生きてる
落とすたびに砕け散った 涙を忘れない
転がりながら辿り着いた 今がいつも君だけの頂上
心のままに生きてゆけば 時には人はぶつかり合うけれど
その魂に刻まれた模様はきっと 美しきヒビとなる
どんな命も輝いてる
あの太陽が、この世界を照らし続けるように
この手は君を守るため この瞳は君を探すため
こころは君を愛すため この命は君と生きるため

東京近郊から勤め帰りに日没前に間に合うように見に行くことはなかなか難しいですが、休日に少しだけ足を伸ばしていくことができる場所としては千葉県では幕張海浜公園、稲毛海岸、神奈川県では多摩川だと思います。
このブログの中でも紹介しましたが、12月31日のその年最後の日没を稲毛海岸に見に行きました。東京湾に沈む夕陽を見ることができます。

2010年12月31日稲毛海岸から撮影。

多摩川の土手を大師大橋から川崎方面に向かって歩いて行くと、多摩川越しに川崎の街の中に沈む夕陽を見ることができます。ただし送電線がたくさん張りめぐらされているので、送電に太陽がかからない場所を探すことがネックになります。

2010年5月16日多摩川土手から撮影。




2010年8月22日逗子・立石海岸から撮影。



2011年1月30日鎌倉・七里ヶ浜から撮影。


(小柳ルミ子/星の砂)
星の砂(作詞:関口宏、作曲:出門英、歌:小柳ルミ子)

二度と出来ない恋を捨てあなた遠く
離ればなれになってゆくの 今つらいわ
嫁ぐ日岬にひとりたたずみ君住む島に
別れを告げる
凪いで凪いでまぶしいサンゴの島が
にじんで落ちて 星の砂
過ぎし日 二人は海辺に遊び
変わらぬ愛を 夕陽に祈る
いつかいつか 二人は運命にさかれ
私は遠く 石垣へ
髪にかざした ブーゲンビリア
そえぬ運命に赤く咲く
海よ海に流れがあるならば
届けてほしい 星の砂
ルルル・・・・・ルルル・・・・・
ルルルル・・・・・
風よ吹け 波よ打て
それであなたにつぐなえるならば
海よ海に流れがあるならば
届けてほしい この想い
届けてほしい この想い

そして、季節にあまり影響されずに見ることができるのが葛西臨海公園でしょう。当然ですが季節により太陽の沈む位置は南北に移動しますが、その季節ごとの沈みゆく太陽を見ることができます。

2009年12月8日葛西臨海公園から撮影。


2010年12月5日葛西臨海公園から撮影。


この時は雲が多くて撮影できるかどうかわかりませんでしたが、その雲があったおかげで燃えるような夕陽が撮れました。



2011年2月22日葛西臨海公園から撮影。




2011年5月20日葛西臨海公園から撮影。


この日は海側からでなく、観覧者側から撮りました。

観覧車の向こう側に太陽がありますが、観覧車の構造物の鉄骨よりも前にあるように見ます。

駐車場から見た夕陽。海側だとアーチ状に見える鉄橋が太陽の右側に見えます。








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▲ by ryott-ryott | 2011-05-23 14:18 | 太陽散歩