旅行・地域

4月に入ってから、まだ1回も更新しておりません。私自身が山行に行っておらず、山行に関する報告の記事が書くことができないからです。3月の歩みの会のときに、倉持さんから浦安・上野特配グループの名称を考えてほしいとの依頼がありました。特配グループも、歩みの会のように会員制にし、会費をとって、会則を定めて運営していくとのことでした。
私が所属している「歩みの会」という名称がとてもいい名前だけに、これに寄り付けるような名前を考えることは容易ではありません。何事でも名前はとても大事なものであり、ほかの名前の模倣のない独創性と、山行の特徴をあらわす名前の由来がなければなりません。「歩みの会」の歩は、将棋の「歩」で敵陣に入ると「金」に変わることから、山に入れば「金」の歩きを見せるという考えから、「歩みの会」という名称にしたと浅場会長から教えてもらいました。

この1ヵ月あまり、いろいろと考えましたが、「歩みの会」により付けることができる名前はなかなか思いつきませんでした。ここは初心に帰って、登山の「登」という字の成り立ちを調べて、ヒントを得ようと考えました。漢字はある姿を象形し、成り立っています。「登」の豆の上の文字は部首名「はつがしら」といい、両足を左右に開いたさまを描いており、「両足でしっかり立って登っていく」という意味があります。また「はつがしら」には「はねる」という意味もあり、「発展」「発達」「発育」「発起」「発想」など前進をあらわす言葉につながっていきます。「はつがしら」のもととなる「両足」を平仮名にして「りょうあしの会」という名称を考えました。これからの特配グループの前進を「発願」(祈願すること)し、「りょうあしの会」という名称を提案します。


先週の4月13日(土)は蔵王でご一緒した原田さんのご主人と勇才さんに飲みに行きました。原田さんの奥様はときどき特配でご一緒するのですが、ご主人は蔵王で初めてお会いしました。以前、原田さんの奥様がお酒を召し上がりすぎて、はせやんが奥様をご自宅まで送っていったことがあり、その後しばらく奥様は特配の山行に参加されませんでした。倉持さんのお話では、原田さんのご主人はたいへんに厳格な方で、奥様に「そんなになるまで酔っ払うのなら、今後、山に行ってはいけない」とおっしゃっていたとのことです。


蔵王に行くバスの中で初めてその姿を見たときは、進藤英太郎を思わせる、とても怖そうなカミナリ親父に見えましたが、お酒を飲んだら、ほとんどが女性の話のていたらくで、厳格という言葉とは程遠い72歳のおじいさんでした。写真は店内での記念撮影、一番奥の白いヒゲのおじいさんがその人です。


毛ガニの山。

智則。5月9日(木)に勇才さんでこの酒蔵の試飲会があり、はせやんと森ちゃんと一緒に申込みました。

勇才名物の茶碗蒸し。

刈穂。

酔鯨。これだけお酒があるのに、おじいさんは焼酎ばかり飲んで日本酒には口をつけませんでした。そして、お酒を飲まないであれだけ人の悪口が言える小沢さんは本当に悪い人だとおっしゃっていました。


筍ごはん。

おじいさんは次回はアレグロピアットに行きたいそうです。よしこさんに任せます。



(第88回安曇野歌声喫茶/ねがい)
ねがい(作詞:広島市立大州中学校3年生有志、作曲:たかだりゅうじ)
もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルでなく
本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
君は戦うことを やめるだろう
もしもこの地上に 響き合うものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに とらわれないで
人は自由の歌を 歌うだろう
もしもこの足元に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう
もしもひとつだけ 願いが叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
この願いかなうまで 私たちは
歩み続けることを やめないだろう

夏目漱石の弟子で、唯美主義の小説を書き、名随筆、名紀行文の作者として評判の高かった”百鬼園” 内田百聞は、昭和46年(1971年)4月20日、東京麹町の自宅で老衰のため81歳で亡くなりました。
百聞は、小説も書きましたが、それよりは『百鬼園先生言行録』『百鬼園随筆』『百鬼園日記』など、一連の“百鬼園もの”など、あるいは、全国の主要鉄道を乗りまくった紀行文、いわゆる“阿房列車もの”のほうが人気が高く、広い固定読者層をもっていた一風変わった作家であったと思います。
百聞の生家は岡山市の造り酒屋。旧制岡山中学校、近所の百間川という、昔岡山城下の大水を救う放水路として作られた空川でよく寝そべって本を読んだところから、百聞の号をとったといわれます。
百聞が文筆への道を志したのはこのころで、漱石の『吾輩は猫である』を読んで、すっかり漱石崇拝者になり、自作の原稿を送って、漱石から好意的な返事をもらったのを機会に、漱石の弟子入りを決意、たまたま東大に入学したこともあって、毎週一回、漱石邸の面会日には欠かさず訪問して、師事することを許されました。
大学卒業後、職がなく、しばらく浪人しているときには、漱石の著書の校生を手伝ったりして、経済的援助も受けていました。漱石や門下の芥川竜之介の世話で、陸軍幼年学校、陸軍士官学校、海軍機関学校の教官、法政大学教授などもつとめたのですから、作家の経歴としては変わっているほうです。
百聞の随筆は、謹厳そうな文章のなかにも、独特のユーモアが光るのは、師の漱石から学んだものと、もうひとつは、この教官、教授時代につちかわれたもののような気がします。
(小学館「一日一話人物歳時記」より)

翌日4月14日は例年この時期にある焼酎の試飲会があり、渋谷のシダックスビルまで行ってきました。


バラのエキスの入った焼酎。ピンク色は瓶の色で、焼酎自体は無色透明です。飲み終わると、ほんのりバラの香りがします。


黒さそり。


サインをする黒瀬安光さん。以前の風貌とすっかり変わっていたので、本人だとわかりませんでした。


黒瀬安光さんと記念撮影。

大井町のじゃんけんぽんがおつまみを出店していました。


おつまみ作りが忙しくて、トントンさん、はるさんは今回はそんなに飲めなかったのではないでしょうか。私は出店された酒造をすべて周り、飲みすぎてしまいました。



左から宇田川さん、すっかり年を取った美紀ちゃん、岸さんの前のパートナー。宇田川さんはダイエット中と伺いましたが、効果はあったのでしょうか。


試飲会でいつもお会いする試飲会マニアの方たち。


西山さんのお嬢さん。若くて、かわいいひとはいいですね。将来、誰かさんのようにアル中おばさんにならないでくださいね。



沖縄民謡の披露がありました。試飲会が終了し、トントンさん、はるさん、美紀ちゃんと焼き鳥を食べに行きました。



(掘六平/わさびの花の咲く頃)
(あづみ野うたごえ喫茶/わさびの花の咲く頃)
わさびの花の咲く頃(作詞、作曲:掘六平)
わさびの花は 白い十字架
初夏の風に 笑ってなびく
まだ雪のこる アルプスの
すそ野は田植えの 今盛りなり
こんなところさ 俺たちの村
腰の痛さに ふっと顔上げりゃ
いやにぼんやり 有明山よ
雪に浮き出す 蝶ヶ岳
小腹すいたぞ もうお茶の頃
こんなところさ 俺たちの村
初夏の長日も やがては暮れる
あちらこちらは 夕餉の明かり
泥にまみれて 汚れちゃ居るが
うちに帰れば おしきせもある
こんなところさ 俺たちの村
(あづみ野うたごえ喫茶/あの素晴らしい愛をもう一度)
あの素晴らしい愛をもう一度(作詞:北山修、作曲:加藤和彦、歌:dicot)
夜が
命かけてと誓った日から
素敵な思い出残してきたのに
あの時同じ花を見て
美しいと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
赤トンボの唄をうたった空は
なんにも変わってないけれど
あの時ずっと夕焼けを
追いかけていった二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度
広い荒野にぽつんといるよ
涙が知らずにあふれてくるのさ
あの時風が流れても
変わらないと言った二人の
心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度
あの素晴らしい愛をもう一度

4月20日は都合で山行に行くことができませんでした。この日は朝から気温が低く、つい先日、暑かったのがウソのようです。午後から冷たい雨も降りだしました。

私は久しぶりに大井町湯屋へ出かけました。今年3回目です。夕方は新装のじゃんけんぽんへ行きました。移転後、しばらくは土曜日も営業するそうです。写真はじゃんけんぽんの玄関です。

トントンさんのお話では、移転して客層が変わったとのことです。前の店舗ではサラリーマンがほとんどだったそうですが、こちらの店では近所の人が来店するとのことです。この日も銭湯帰りのおじいさんが私の隣に座っていました。歯がないので、柔らかいものしか食べられないそうです。


じゃんけんぽんのラベルの日本酒。来福酒造さんが開店祝いに作ってくれたそうです。

そらまめ。

お刺身。

生牡蠣。

鳥の唐揚げ。

牛すじ。

焼き筍。

最後にカツオの漬け丼をいただきました。

新橋二丁目七番地
作詞:田久保真見、作曲:杉本眞人、歌:あさみちゆき
うすい座布団 一枚で
地べたに座って 四十年
時が流れて 人が流れる
濁流うねる この都会(まち)で
流されまいと 流されまいと
小石のように うずくまる
靴を磨けば こころも晴れる
今日も元気に がんばって
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地
こんな私に 出来たのは
一生懸命 生きること
秋の夕暮れ ひとつため息
赤チン色の 赤ちょうちん
一杯飲めば 一杯飲めば
人間なんて 立ち直る
靴の汚れは 心の汚れ
夢も磨けば また光る
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地
明日はきっと 明日はきっと
いいことあるさ 大丈夫
つらい気持は 靴みりゃわかる
今日もあなたは がんばった
雨の日も 風の日も
新橋二丁目 七番地
水曜日、歩みの会に行ってきます。




▲ by ryott-ryott | 2013-04-21 12:34 | おしきせ